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【山村宏樹 一発解投】釜田の安定が楽天優勝へのカギ

スポーツ報知 5/13(土) 11:03配信

 11日のロッテ戦で、先発の釜田が5回1失点で2勝目を挙げた。とはいえ、1~4回までは毎回走者を出し、内容的にも課題が残った。首脳陣も5回で交代させるなど、今季はまだ全幅の信頼を得るまでには至っていない。

 彼の投球を見ると、球速は出ているが、思うところへ投げ切れていない。高低ではなく、コースの制球力。外角を狙った投球が大きく外れたり、内角を狙った球が真ん中に入るなど、ストライクゾーンがブレているという印象だ。

 その原因は投球フォームにある。例えば、則本、岸の両エースは、踏み出した左脚にしっかり体重が乗っていく。一方、釜田の場合は左脚が突っ張って体重が乗っていかず、体が左側(一塁側)に倒れて開き気味になる。右腕と頭が離れ、コントロールが乱れるのだ。

 おそらく、ブルペンで7割程度の力で投げているときは、良い感覚でいけていると思う。しかし、実戦で力が入ると上半身が横に動いてしまうのだろう。左サイドの使い方については修正が必要だ。

 楽天は現在、両エースに加え、開幕投手を務めた美馬が好調をキープしている。しかし、長いペナントレースを勝ち抜くためにも、釜田には7~8回任せられるだけの安定感が欲しい。

 同じく先発の左腕・辛島は3連勝の後に2連敗したが、心配はしていない。疲労も出ているだろうから、中6日での調整をしっかりやればいいと思う。

 ペナントレースに勝つ、あるいは上位に入るためには、釜田と辛島がシーズンを通して良い状態で先発ローテーションを守ることが必要。今後に期待したい。(スポーツコメンテーター、随時掲載)

最終更新:5/13(土) 11:03

スポーツ報知

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