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極真・上田、五輪空手は「全く別」…強化合宿初参加

スポーツ報知 5/13(土) 7:06配信

 空手のナショナルチームが12日、都内で強化合宿(12~14日)を開始。極真会館所属で東京五輪を目指す男子組手84キロ超級の上田幹雄(22)は、育成選手として単身初参加した。

 直接打撃を加えるフルコンタクトルールの極真空手と、寸止めの全日本空手道連盟(全空連)は別競技のように感覚が違う。「極真は一撃必殺。今日は当てちゃいけない気持ちが強すぎて、何もかも違った。全く別の2つの習い事をしている感じ」と苦笑いで振り返った。

 スピードや攻撃間合いの違いに戸惑いを隠せない22歳。それでも、全空連側は極真との両立を大歓迎だ。林晃監督(56)は「蹴りが良いと感じた。あと3年あるし、性格も素直で前向きだから、着実に伸びると思う」と目を細めた。合宿では3~4人部屋の和室に全空連選手と相部屋で宿泊し、徐々に親睦も深まりそう。全空連ルールの練習も週3回、定期的に行う計画で「極真とうまく並行してやりたい」と思い描いている。

 今後は全空連の推薦を受ければプレミアリーグなど国際試合にも参加の道が開ける。「まずは実戦を積んで1ポイントでもとるのが目標」と上田は謙虚だが、日本の84キロ超級は比較的層が薄い。3年後、最重量級の星になっている可能性は十分にある。(細野 友司)

 ◆上田 幹雄(うえだ・みきお)1995年5月1日、東京・大田区生まれ。22歳。川崎工科高時代の12年に全日本高校選抜(無差別級)優勝。14年3月に高校卒業後は一般企業に就職せず、極真会館横浜北支部の指導員に就任。15年全世界選手権で日本人最上位の6位。187センチ、91キロ。

最終更新:5/13(土) 7:06

スポーツ報知