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【東西現場記者走る】ドンキ、テンション改善!

サンケイスポーツ 5/12(金) 9:27配信

 東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI企画。ヴィクトリアマイルは大阪サンスポの山口大輝記者(25)が担当する。4日目は、4走連続で連対中のレッツゴードンキがターゲット。復調を遂げた2年前の桜花賞馬は、“テンション”が鍵になる。追い切り後の様子を探るべく、陣営を直撃した。

 GI出走馬は全頭が水曜日に最終追い切りを終えたため、11日の栗東トレセンはつかの間の静けさがあった。そのなかで、一昨年の桜花賞馬レッツゴードンキがどうしても気になった。週中の取材で、陣営が“テンションを上げないように”という調整のポイントを挙げていたからだ。

 前走の高松宮記念は、◎を打って2着。400メートルの距離延長になるだけに、折り合いを含め、気性面が鍵になる。そこがクリアできそうなら、今回も本命級の印を用意するつもりだ。

 梅田調教師を直撃すると、「昨日も今朝もテンションが上がった感じはなかったし、特に変わりはないよ」と聞いて、まずはひと安心。続けて、「競馬学校でも“人馬親和”とよく言うんだけど、まずは人間が穏やかじゃないとね。担当もできるだけ落ち着かせるように接しているよ」と平常心で挑む構えだ。

 次は、実際に見て確認すべく厩舎へ。馬房にいるドンキと対面すると、顔をすり寄せてくるなどリラックスムード。くりっとした目が印象的な“美人”だ。寺田助手も「厩舎にきて3年ですからね。落ち着いていますよ」と泰然自若。人懐っこい様子について質問すると、「2歳のときから何度も取材を受けていますからね。慣れたものです」。報道陣が多く訪れる厩舎の環境も、タフな大人の女性へのステップだったのかもしれない。

 2走前の京都牝馬Sは桜花賞以来、1年10カ月ぶりのV。近4走連続連対中と、一時期の低迷からは完全に脱した。寺田助手は「夏のスプリント戦を走ったり、ダートを走ったり、試行錯誤してきましたからね。普通の馬ならどこかがおかしくなったりするけど、その中で力をつけてきました。すごい精神力です」と愛馬を頼もしそうに見つめる。2つ目のGIタイトルを手にしても、全く不思議はなさそうだ。

 東京への輸送も「北海道、地方(川崎)と行ってますからね。問題ないですよ」と世話役。ギリギリまでじっくり見られるのが、密着取材のいいところ。東京競馬場での到着取材を含め、重い印を用意しながら見極めていきたい。 (山口大輝)

最終更新:5/12(金) 9:34

サンケイスポーツ

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