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30代以下の7割が貯蓄 「将来不安」で増額

岐阜新聞Web 5/12(金) 8:03配信

 30歳代以下の7割が定期的に貯蓄を行い、貯蓄金額を増やした人の理由は収入や支出の変化より「将来不安」-。資産形成に関する若い世代のこうした意識や行動が、十六総合研究所がまとめたアンケート調査で浮かび上がった。個人消費の低調が依然続き、若者の消費離れが指摘される中、同研究所は「将来について堅実に考えつつ不安も多い姿が浮き彫りになった」としている。
 アンケート調査は、個人が消費を控えている中、貯蓄や投資に振り向けられているかを探るため、2月7~15日に岐阜、愛知の十六銀行窓口に来店した760人を対象に実施。有効回答率97.8%。
 調査結果によると、毎月の給料日に積立預金をするなど定期的な貯蓄を「している」と答えたのは61.8%。30歳未満は71.4%、30歳代は70.8%となり、年齢が上がるにつれて定期的な貯蓄をしている割合が減少した。60歳以上では4割以下だった。
 定期的な貯蓄をしている人のうち、1年前と比べて金額が「増えた」のは16.3%、「変わらない」が73.9%。30歳未満は「増えた」が32.9%で最も高かった。
 さらに貯蓄金額を増やした理由を聞くと、「将来に備えて」が64.0%で最も多く、次いで「収入が増えた」の25.3%となり、「支出が減った」、「欲しいものがなく出費の必要がない」はともに5.3%だった。30歳未満では「将来に備えて」が78.3%と高く、将来不安の大きさと堅実さがうかがえた。

岐阜新聞社

最終更新:5/12(金) 9:29

岐阜新聞Web