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春まで居座った流氷、コンブ漁に大打撃 釧路町沿岸 7割に破れや傷

北海道新聞 5/12(金) 7:01配信

壊滅的な漁場も

 【釧路町】釧路管内釧路町の昆布森漁協(後藤義勝組合長、正組合員237人)が地元の太平洋岸に4月上旬までとどまった流氷の影響を調査したところ、沿岸約40キロに広がるコンブ漁場のうち約7割でコンブが削り取られたり傷ついたりしているのを確認した。関係者は「被害は予想以上に大きい」としており、6月の出漁を危ぶむ声も出ている。

 調査は10日、漁船3隻に漁業者ら約30人が乗り、特産のナガコンブの漁場で目視やカギざおでたぐるなどして実施。流氷が2度、3度と繰り返し接岸した場所ほど被害は大きく、コンブが根元から削り取られ、海底の白っぽい岩肌が見える壊滅的な場所もあったという。

 ナガコンブを生育途中で間引くサオマエコンブ漁は6月上旬に解禁されるが、漁協は出漁を見送るか、操業期間を短縮して行うか、月内に緊急理事会を開いて決める予定。

北海道新聞

最終更新:5/12(金) 7:01

北海道新聞