ここから本文です

「日本と韓国は似た者同士」 『Win-Winの関係』は実現できる?

ホウドウキョク 5/12(金) 6:30配信

日韓関係は新時代へ

韓国に新大統領が誕生した。

対外的には北朝鮮問題やTHAADミサイル配備、国内的には若者の雇用や格差拡大、などまさに内憂外患の中での船出だ。日韓関係もあらたなフェーズに入るが、今こそ恩讐を超えた日韓新時代を迎えたい。

日韓合意に否定的な見方を示す 文在寅大統領

韓国は、人口約5千万人と日本の4割。
経済規模は名目GDPベースで約1兆4000億ドルと日本の3分の1だ。GDPはここ数年2~3%プラスの安定成長、失業率も3%台で推移していて、世界的には優等生とも言える。

一方で、財閥への極度の依存や高い若者の失業率など、韓国経済が抱える課題も多い。
経済における日本と韓国の歴史は、まだ国交がなかった1960年に、経済界主導で日韓経済協会が設立されるなど長く深い。とくにリーマンショック以降は、両国の経済連携が広がっている。

日韓関係、目指すべきは「Win-Win」の関係

そもそも日本と韓国は、似た者同士だ。
天然資源を持たない両国は、技術力を磨くことにまい進してきた。農業はともに稲作中心で、小泉進次郎の農業改革の際にも、農業コストの比較対象は韓国だった。

さらに、日本は先進国の中で早くから高齢化社会が到来、韓国も高齢化が今後加速すると言われている。 エネルギー政策に関して、両国は2013年に共同でインドネシアのLNG買い付けを契約。韓国ガス公社と東京電力・中部電力の合弁会社が共同でLNGの輸入を行っている。

また、高齢化社会への対策について両国は、医療ロボットや介護産業分野での協力関係を深めている。

韓国の悩みである若い世代の雇用についても、両国の経済界のバックアップのもと、在韓の日系企業に韓国人学生のインターンシップ受け入れる試みも行っている。

従軍慰安婦問題や竹島を巡る問題など、何かと騒がしい日韓関係だが、「近くて近い」両国がWin-Winの関係を目指すことこそ、お互いにとって生産的といえるだろう。

文=鈴木款

最終更新:5/12(金) 10:44

ホウドウキョク