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福岡空港一時閉鎖 8便欠航 全日空機が立ち往生

西日本新聞 5/12(金) 6:21配信

 11日午後7時すぎ、福岡空港で離陸のために滑走路に向かっていた宮崎行きの全日空機ボーイング737-500(4961便)でブレーキが故障し、誘導路で立ち往生した。国土交通省福岡空港事務所は滑走路を午後7時13分から同8時5分まで閉鎖。福岡空港発着の8便が欠航、24便が最大76分遅れたほか、一部便の到着地が変更された。

 同事務所によると、機体をけん引車で駐機場まで移動させ、乗客らを降ろした。乗客乗員111人にけがはなかったが、同便は欠航した。全日空や日本航空など、福岡空港着の9便が北九州、熊本、長崎、神戸の各空港に到着地を変更。うち6便はその後、福岡空港に戻った。

 空港カウンターでは、欠航した全日空の宮崎行きやフジドリームエアラインズの名古屋行きの乗客たちが、チケットの払い戻しや別便への振り替えなどの手続きで長い列を作った。

 故障した便に乗っていた宮崎市、団体職員の上杉広太さん(31)は「仕事で福岡に来ていたが今日のうちに帰らないといけない。他の乗客と乗り合わせてタクシーで宮崎に帰ります」と足早に空港を後にした。

 名古屋行きには、2泊3日の日程で長崎県佐世保市のハウステンボスなどを巡ったツアー客35人がおり、全員の宿泊先が確保できたのは午後10時すぎ。三重県四日市市の70代女性は「九州はとっても楽しかったがこんなことになるなんて」と疲れた様子だった。

=2017/05/12付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:5/12(金) 6:21

西日本新聞