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関東地区の鉄スクラップ市況、底打ち。湾岸価格が一部上昇

鉄鋼新聞 5/12(金) 6:02配信

 関東地区で鉄スクラップ市況が底打ちした。10日の関東鉄源協同組合による輸出入札が平均2万4735円(H2、FAS)とメーカー買値を上回る落札価格となったことや、堅調な船積みと為替の円安傾向が強材料視された。11日時点での湾岸価格(H2)は2万3500~3800円と高値が300円上昇。「すぐにも2万4千円台に切り上がる」(ヤード業者)との声が聞かれた。メーカー実勢購入価格(H2)も2万3千~3500円に切り上がった。先高観から市中荷動きが減少し、メーカー入荷は落ち込んでいる。

 関東では今週5万8千トンと船積み量が高水準。さらに関東鉄源協同組合による船積みが、きょう12日までの6千トンに続き、13~17日で5200トン、22~25日で5200トン、24~27日で5200トンが予定される。
 4月から大型連休にかけての市況の急落局面で市中ヤード業者の手持ち在庫が減少していることもあり、足元で荷動き減が顕在化した。また、為替が1ドル=114円台と円安傾向にあることも輸出の強材料とされた。

最終更新:5/12(金) 6:02

鉄鋼新聞