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【インタビュー】「アイドルのセカンドキャリアの仕組みを作る!」元アイドリング!!!伊藤祐奈の現在

5/12(金) 11:31配信

トレンドニュース(GYAO)

アイドルグループ・アイドリング!!!のメンバーとして約6年間活躍していた伊藤祐奈。2015年に芸能界を引退し、昨年は現役大学生ながら起業を果たした。アイドル経験を糧に新しいキャリアを自ら築き始めた伊藤が、将来の夢を語ってくれた。

元アイドルが芸能界を引退し起業した訳>>

■誰かのために頑張るのが好き

「私は14歳から活動していたアイドルグループ・アイドリング!!!を2015年に卒業して芸能界を引退した後、昨年12月に株式会社『TKMK』を設立しました。本格的に仕事を始めたのは今年の1月下旬からですね。会社では主にイベントとマーケティング事業をやっていて、アイドルのプロデュースもやっています。私はもともと小中学校のスクールカウンセラーになりたいと思っていたんです。中学時代に自分も学校のカウンセラーの先生にすごく助けられた経験があるので、大学でも心理学を専攻しています。もともとファンの方や友達の相談に乗ることや誰かのために頑張るのが好きだったので、裏方の仕事も大好きですね」

「『起業しよう』と決断できたのは、芸能界引退後にカナダへ留学した経験が大きいです。アイドリング!!!を卒業して2日後に人生初めてのアルバイトの面接に行って、歯科助手や飲食店の店員など、自分がやりたかったアルバイトをいろいろ経験しました。約1年はバイトに明け暮れて、そのお金で夢だった留学をして、2カ月ほどカナダに滞在しました。日本ではアイドル活動をやっていたし、自分の意見を人前で言える方だと思っていたんですけど、海外で外国人の中に混じったら全然発言できなくて、本当に自分が空っぽだなと思ったんです。留学経験のおかげで、誰に何を言われても『やったろう』という気になれて、起業する活力になりました」

■アイドルで残れるのは一握りだけ……

「私の会社は社内で何か事業をやるというよりは、他社の方と何かを作りあげるコンサル的な役割をすることが多いです。特に今やっているアイドルプロデュースは、自分が実際にアイドル活動を経験してきたので、自分がアイドル時代に感じていた“アイドルを卒業したらどうしよう”という悩みを救えるように、アイドルの“セカンドキャリアシーン”を仕組みから作っていきたいんです。不安を抱えたまま活動するのではなく、みんなが笑顔で送り出せる卒業の場を作るのも、アイドルグループとして大切だと思います」

「アイドルで芸能界に長く残れるのは一握りだという厳しさを私は知っているし、アイドル活動をやっていた子たちは、普通に毎日学校に通っている子に比べて学業面を気にして、就活は無理だなと最初から諦めてしまっている子もいます。そういう子たちにも将来の選択肢を増やしていきたいと思っています。仕事をし始めたばかりのときは、『その若さで何ができるの?』なんて言われたりして、逆にやる気が出たんですけど(笑)、私たちの世代は『意外とゆとってないぞ!』と上の世代の方に伝えたいですね。私たちの自由な発想をおもしろがってもらって、もっと気楽に『一回やってみたら?』と背中を押してくれる大人が増えたらうれしいです」

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