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2016年 甘酒 初の100億円超え 夏場の需要開拓が奏功

日本農業新聞 5/12(金) 7:01配信

 2016年の甘酒(ストレートタイプ)市場が前年比46%増の105億円の見込みであることが、富士経済の調べで分かった。100億円の大台に乗せたのは初めて。統計がある11年から5年連続で前年を上回っている。冬商材の位置付けから、「冷やし甘酒」など夏場の需要開拓が進んだことが拡大につながった。

 食品メーカーは新商品を相次いで投入した。豆乳や果汁と組み合わせた新たな商品も発売され、消費を刺激した。大手メーカーは「想定を大きく上回る需要があり、売り上げは前年の8倍に上った」という。

 テレビで紹介されたことなどをきっかけに、甘酒の美容や健康効果が消費者に着目され、「高まる需要に供給が追い付いていない」と富士経済は指摘する。

 水や湯で薄めて飲む希釈タイプの甘酒も53%増の55億円と好調だ。

 17年も需要が増えて、続伸する見通し。甘酒は16年比5%増の110億円、希釈タイプが4%増の57億円と予測する。

 16年の乳性飲料は9%増の1605億円の見込み。機能性をうたった商品や、乳酸菌の働きが強いプロバイオティクス商品がけん引した。17年も続伸し、6%増の1701億円と予測する。

 調査は、今年1~3月に、関連企業や団体にヒアリングで実施した。

日本農業新聞

最終更新:5/12(金) 7:01

日本農業新聞