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佐香 智久、遠回りしたから見られた景色 夏目くんに重ねた新曲

MusicVoice 5/12(金) 10:40配信

 【インタビュー】シンガーソングライターの佐香 智久が5月10日に、約10カ月ぶりとなるシングル「フローリア」をリリースする。「少年-T」名義で動画共有サイトに投稿した楽曲が話題を集め、2012年にシングル「愛言葉」でメジャーデビュー。甘いマスクと優しい歌声で人気を得て、2015年にはアニメ『ポケットモンスター XY』のOPテーマ「ゲッタバンバン」など手掛け、新たなファン層を開拓した。本作「フローリア」は、人気TVアニメシリーズ『夏目友人帳 陸』のOPテーマ。「夏目くんのキャラソンくらいの気持ちで書いた」と話す通り、作品に寄り添った爽やかな風が吹き抜ける楽曲になった。佐香にとってのアニソンとは。本作の制作裏話とデビュー5周年の想いも含めて話を聞いた。

最短ルートのつもりでも、気づけばいつも遠回り

――シングル「フローリア」は、TVアニメ『夏目友人帳 陸』のOPテーマ。どんな風に作っていきましたか?

 今回は、歌詞を書く前にシリーズ全話見直しました。全話を見て感じたのは、夏目くんと妖(あやかし)たちの絆の強さです。それで、歴代のOPとEDも全曲聴かせていただいた上で、自分にしか書けない曲はどういうものだろう? と考えました。

――プレッシャーも感じたり?

 すごくありました。『夏目友人帳』シリーズは、人気のあるTVアニメなので、さんざん悩んだ結果、夏目くんのキャラソンを書くくらいの気持ちで書こうと思いました。そう思ったら、そこに込めたい自分の気持ちも明確になっていきました。

――タイトルの「フローリア」は、どこから?

 作曲したときに、サビの頭で自然と「フローリア」と歌っていたんです。それで調べたら、フランス語で「花が咲く」という意味の言葉だったので、「これは良いな」と思って。その「フローリア」という言葉がキーになって、他の言葉を呼び込んでくれた部分もすごくあると思います。

――佐香さんが、歌詞に込めたメッセージというのは?

 夏目くんは、妖のために常に真摯に向き合っているんですけど、その姿は「すごくまじめだな~」と思うのと同時に「すごく素敵だな」と思ったんです。そこで「遠回りしたことも含めて、すべての経験が養分となって、やがて花を咲かせるよ」と。夏目くんにもこの作品を見ている人にも、伝えられたらなって思いました。

――自分でも遠回りしているな~と思うときがありますか?

 ありますね。最短ルートで行っているつもりでも、気づけばいつも遠回りになっています。でも本当に、遠回りしたからこそ見ることができた景色もあれば、そこで出会えた人がたくさんいるんです。そういう意味では、僕も夏目くんと同じだなって思います。

――期間生産限定盤のジャケットが、ニャンコ先生がアコースティックギターから顔を覗かせているイラストで、すごくかわいいですね。

 ムニュッて感じですよね(笑)。アコギで作った曲なので、それも汲んでくれているのが嬉しいです。ニャンコ先生好きの人が、きっと喜んでくれると思います。

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最終更新:5/12(金) 10:40

MusicVoice