ここから本文です

マレー敗退、ナダル、ジョコビッチ、錦織らが準々決勝へ [マドリッド/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 5/12(金) 13:30配信

 スペイン・マドリッドで開催されている「ムトゥア マドリッド・オープン」(ATP1000/5月7~14日/賞金総額543万9350ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦が行われ、8強が出そろった。世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、5位のラファエル・ナダル(スペイン)は勝ち上がったが、1位のアンディ・マレーが20歳のボルナ・チョリッチ(クロアチア)に3-6 3-6で敗れるという番狂わせがあった。

錦織はフェレールを倒し、ジョコビッチと対決へ「大きなチャレンジ」 [ムトゥア マドリッド・オープン]

 59位のチョリッチがマレーを倒すのは、2015年ドバイ(ATP500/ハードコート)以来、2度目のことだ。

 この日は第6シードの錦織圭(日清食品)がダビド・フェレール(スペイン)を6-4 6-3で下し、準々決勝に一番乗りした。錦織の準々決勝の相手は、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)を6-4 7-5で下したジョコビッチだ。ジョコビッチ対錦織の試合は12日の現地時間12時から、センターコートで行われる。

 一方、第9シードのダビド・ゴファン(ベルギー)は第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を6-4 6-2で下した。ゴファンは準々決勝でナダルと対戦する。ナダルはナイトマッチで第16シードのニック・キリオス(オーストラリア)を6-3 6-1で退けた。

 ナダルは試合後、「今夜は本当にいいプレーができた。試合の序盤からアンフォーストエラーをあまりおかさなかった。いつも以上にリターンがよかったし、サーブもかなりよかったと思う。昨日と比べ、前進することができた。ニックのようないい相手に、こんなスコアで勝つというのは頻繁に起こることじゃない」と満足感を隠さなかった。

 一方、祖父が亡くなったために欧州からオーストラリアに戻り、また出直してくるという難しい時期を経験をしたキリオスは、それがこの試合で元気がなかった理由かと聞かれると、「ラファはクレーで本当にいいプレーをする選手だから、彼との対戦は難しい」とした上で、「確かに、いい形でこの大会の準備ができなかった。10日ほど練習していないんだ。だから今週いいプレーをすることを自分に期待していなかった。エネルギーがないように感じたし、フィーリングもよくなく、いいプレーができていなかった」と話した。

「でも何試合かに勝ち、ラファに負けたんだ。クレーの最初の週としては比較的よかったと思う。でも何より、今日のラファはいいプレーをしたと思う」

 第8シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は、タイブレークで5回マッチポイントを握られながらも巻き返し、第12シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を4-6 6-4 7-6(9)で下した。ティームは次のラウンドでチョリッチと対戦する。

 前日に第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を倒した20歳のアレクサンダー・ズベレフは、この日も第11シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-4 6-4で下した。ズべレフは準々決勝で、ブノワ・ペール(フランス)を7-5 0-6 6-1で下したパブロ・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。

 準々決勝の顔合わせをドローの上から見ていくと、チョリッチ対ティーム、クエバス対ズベレフ、ゴファン対ナダル、錦織対ジョコビッチとなった。

 ドローの下半分にはジョコビッチ、ナダル、錦織らがいて、上半分はマレー、3位のスタン・ワウリンカ(スイス)らが消え、シード選手はティームのみとなった。そのことを指摘された上半分にいるズベレフは、「彼らは、ただいなくなったのではなく、彼らを倒せるだけいいプレーをした別の選手が勝ったから姿を消したということ。だからドローの上半分が楽という考え方は正しくない」と答えている。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)

Photo: MADRID, SPAIN - MAY 11: Andy Murray of Great Britain walks off after his loss to Borna Coric of Croatia during day six of the Mutua Madrid Open tennis at La Caja Magica on May 11, 2017 in Madrid, Spain. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

最終更新:5/12(金) 13:30

THE TENNIS DAILY