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バリアフリー施設や設備の情報を集約、発信へ 佐賀

佐賀新聞 5/12(金) 13:25配信

事業所ネット10月設立

 バリアフリーの設備やサービスを取り入れた店舗や病院など、佐賀県内の各種事業所でつくるネットワーク「人にやさしい施設SAGA倶楽部(クラブ)」が今秋、設立される。県の呼び掛けで、施設のバリアフリーに関する情報を集約する。障害者や高齢者など外出に不安を抱える人たちに発信するとともに、各施設で設備などの充実を促す。

 県は本年度から、誰もが暮らしやすい地域づくり「街なかプラスワン施設のSAGAづくり事業」を実施。ユニバーサルデザイン(UD)の取り組みの一環で、利用者に配慮した設備やソフト面での気配りなどを通常の施設環境に加える意味で「街なかプラスワン」という表現を取り入れた。事業者同士が情報共有できる仕組みを構築する。

 倶楽部は10月に設立する予定で、県のホームページ「さがUDマップ」を新しくして施設の設備情報をまとめた情報発信サイトも併せて開設する。会員は県条例に基づくバリアフリーなどの整備基準の適合証を持つ318事業所などが対象となるほか、事業の趣旨に賛同する「人にやさしいまちづくり宣言」をした事業所も加入できる。

 サイトでは施設利用者による設備やサービスの体験リポートも募る計画で、SNS(会員制交流サイト)を活用しながら“口コミ”によるバリアフリーの普及も図る。県県民協働課の担当者は「スロープや点字案内など、普段はなかなか気に留めない設備でも必要にしている人がいる。プラスワンを通じ、その気づきも広げられれば」と話す。

 現在、会員の事業所を募集している。問い合わせは県民協働課、電話0952(25)7068へ。

最終更新:5/12(金) 13:25

佐賀新聞