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自治体がクラウドファンディング活用を支援 佐賀・みやき町

5/12(金) 14:40配信

佐賀新聞

 インターネットでアイデアや企画を紹介し、実現に必要な資金を調達するクラウドファンディング(CF)の手法をまちづくりに生かそうと、三養基郡みやき町が県内の自治体では初めて「クラウドファンディング活用サポートセンター佐賀(クラウドSaga)」推進会議に入った。町の財政負担を減らしつつ、迅速にまちづくり団体や起業希望者への財政支援をかなえ、地域活性化につなげる。

 クラウドSagaは、CFの普及や利活用促進支援を目的に2016年4月に事業を始めた。佐賀共栄銀行、公益財団法人佐賀未来創造基金、一般社団法人市民生活パートナーズの3者で運営している。

 支援金を希望する個人や団体、企業がクラウドSagaに直接または町を介して申し込む。寄せられた企画やアイデアはクラウドSagaや町が磨き上げを手伝い、CFウェブサービスの一つである「FAAVO(ファーボ)佐賀」などに掲載。設定した目標額に達すれば支援が受けられる。このサービスではこれまでに計246万円が寄せられ、大町町の自動車学校内でのポップカルチャーイベントなど7件が実現した。

 町は推進会議の負担金(年額12万円)を支払うが、財政や事務の負担が軽減できる。既に町内でNPOが実施している産前産後サポートステーションの運営支援などにCF活用を検討している。

 11日に町庁舎防災センターで調印式があり、町は佐賀共栄銀行と地方創生に関して、クラウドSagaとCF活用支援に関して、それぞれ協定を結んだ。末安伸之町長は「先進的な事業でも継続には行政の補助金だけでは不十分。町のお墨付きにすることで、出資者の安心につながる」と意義を強調。佐賀共栄銀行の二宮洋二頭取は「町の豊富なアイデアを活用させていただき、半年、1年後に実りのあるモノを実現させたい」と力を込めた。

最終更新:5/12(金) 14:40
佐賀新聞

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