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「悪質なら罰則」柏市、客引き禁止条例提案へ 千葉県内初

千葉日報オンライン 5/12(金) 11:50配信

 JR柏駅周辺で悪質な客引き行為が横行しているとして、柏市が罰則付きの「市客引き行為等禁止等条例(仮称)案」を6月の市議会定例会に提案することが11日、分かった。制定されれば県内初。同日、地元18商店街などでつくる協議会が条例制定を求める依頼書を秋山浩保市長に提出し、定期的な自主パトロールで積極的に連携する方針を伝えた。

 依頼書を提出したのは商店街や柏駅周辺防犯推進協会でつくる「柏駅周辺客引き対策協議会」。増谷信一会長は「柏を訪れる人が安心して良い店を利用できるように」と要望した。秋山市長は「多くの人が利用する駅。条例を通じて悪質な客引きをなくしていきたい」と話した。

 市防災安全課によると、条例案では市全域の路上など公共の場での客引き行為を禁止。特に柏駅周辺では区域を定め、注意・指導してもやまない悪質な客引きに対して5万円以下の過料を科す罰則も設ける。柏署から道路使用許可を得ている事業者は規制の対象外となる見込み。

 柏駅周辺では歩行を妨げたり、追い掛けたりする客引き行為が問題になっているという。市にはこれまで「怖い」「しつこい」などの苦情もあった。同協議会は毎月1回、柏駅周辺で客引きをする事業者などに注意や自重を促すためのパトロールを実施する。

 市は3月議会で条例案を提案する予定だったが、調整のため見送っていた。6月2日の議会開会日に条例案を提出する。同21日の議決で可決されれば、同23日に公布となる見通し。

最終更新:5/12(金) 11:50

千葉日報オンライン