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企業が口座情報取得へ 東邦銀行など6行、プロジェクト始動

福島民友新聞 5/12(金) 10:12配信

 東邦銀行など「TSUBASA(ツバサ)金融システム高度化アライアンス」に加盟する6地銀は、ITと金融を融合したサービスを提供する「フィンテック企業」が銀行と組んで新しいサービスを始めやすくするためのインフラ構築に乗り出した。同行が11日発表した。家計簿アプリなどを手掛けるフィンテック企業など外部事業者が、銀行のシステムに直接接続して口座情報などを取得できる仕組み「オープンAPI」を構築し、来春の運用開始を目指す。
 構築に向けたプロジェクトには6地銀のほか、6地銀の共同出資会社と日本アイ・ビー・エムが参加する。
 現在、普及している家計簿アプリのサービスでは、アプリを提供するフィンテック企業が銀行と契約しているわけではなく、利用者からインターネットバンキングのIDとパスワードを預かり、利用者の代わりに口座情報を照会している。そのため悪質な企業がIDなどを悪用し、利用者になりすまし不正するなどの課題が指摘されている。
 APIを取り入れることで、フィンテック企業と銀行が契約を結び、利用者の同意を得た上でフィンテック企業が銀行システムに接続して口座情報などを正規ルートで取得するため安全性が高まるとされている。
 同行は「オープンAPIの構築で、フィンテック企業が先進的な金融サービスを生み出しやすくなり、その結果、銀行利用者の利便性向上が期待される。構築後は加盟行以外の金融機関にも広げたい」としている。

福島民友新聞

最終更新:5/12(金) 10:12

福島民友新聞