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ポテチ品薄いつまで続く?買い占めも、消費者やきもき

デーリー東北新聞社 5/12(金) 15:30配信

 大手菓子メーカーなどが生産する、おやつの定番・ポテトチップスの一部商品の販売が4月中旬からストップし、全国のスーパーやコンビニなどの店頭で品薄の状況となっている。原料の7~8割を頼っている北海道に昨夏相次いで台風が襲来した影響で、道産ジャガイモが不作となったことが原因。青森県八戸市内でも一時期、商品棚に空きが出た小売店もあったほか、買い占めなどの動きも。商品不足を知らせたり、代替商品に振り替えたりする対応も見られたが、消費者をやきもきさせる状況がしばらく続きそうだ。

 大手メーカー2社によると、両社とも15種類以上の商品の販売を終えたり、休止したりした。入手困難な商品はネットオークションで、通常価格の2~3倍の値段で取引されるなどの“異常事態”も見られるという。

 ポテトチップスは菓子売り場の一角を占める人気商品。市内スーパーの担当者によると、入荷量が通常の半分に満たないのに加え、入荷してもその日のうちに完売してしまう状況だ。売り場で現状を知らせる張り紙を掲示し、他のスナック菓子の入荷を増やすなどの対策を取っているが、品薄感にあおられて需要が増える形となり、問い合わせの買い物客も増えたという。

 海外産やプライベートブランド商品などへのシフトも見込まれたが、定番商品の人気が根強いようだ。

 メーカー側は新商品の投入を中止し、限られた原料を人気商品に集中させるなど対応。一部商品は通常よりも生産量を増やしているといい、あるメーカーの広報担当者は「多くの人の手に届くように努力している。焦らないでほしい」と冷静な行動を呼び掛ける。

 小学生の息子がいる同市新井田の40代主婦は、種類が少なくなったスーパーの売り場で「子どもが好きな商品がなかなか見つからない。早く元通りに戻ってほしい」と訴えていた。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/12(金) 15:30

デーリー東北新聞社