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「出島」で次世代のリーダーを育てる!富士通がデジタルイノベータ200人抜擢

ニュースイッチ 5/12(金) 20:40配信

共創ビジネス」を強化

 富士通は客先や利用者などとアイデアを出し合いながら新たな事業やサービスを創出する「共創ビジネス」を強化する。共創のための施策を拡充する。また実践力の強化に向け、新たに「デジタルイノベータ」と呼ぶ職種を定義。2017年度に若手のシステムエンジニア(SE)や営業員から200人を抜てきする。収益を生み出す人材として育成し、現場に順次投入する計画。3年後には1200人体制を築く。

 デジタルイノベータはデザイナー、プロデューサー、デべロッパーの3種類の人材像を定義した。本体の人材スキル制度とは一線を画し、既存の枠組みにとらわれない「出島方式」を採用し、デジタル変化を担う次世代のリーダーを育てる。

 共創施策ではグローバルでの先進事例を把握する現地視察や、アイデアのモックアップ作成などの実践プログラムを追加する。プロトタイプ用ソフト開発やデータ収集分析などを通して、共創の成果を事業化するための検証も行う。

 富士通ソリューションスクエア(東京都大田区)内に開設した「PLY(プライ)」を含め、富士通グループ各社が運営する共創拠点との連携も強化する方針。共創拠点は全国に7カ所設けており、18年3月には大阪にも拠点を開設する予定。

 同日、会見した宮田一雄執行役員常務は「お客さまと歩んでいく『デジタル・ジャーニー(旅)』を提唱していく」と今後の方針を強調した。さらにSE業務の変革の指針として「従来のPDCAではなく、オブザーブ(監視)、オリエント(情勢判断)、ディサイド(意思決定)、アクト(行動)を素早く回すOODAサイクルに変えていく」と述べた。

最終更新:5/12(金) 20:40

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