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【F1】スペインGP FP1詳報:ハミルトン首位のメルセデス1-2。フェラーリは1秒遅れ

motorsport.com 日本版 5/12(金) 19:10配信

 F1第5戦スペインGPのフリー走行1回目(FP1)が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。

スペインGPフリー走行1回目のタイム結果

 今回からF1はヨーロッパラウンドに突入する。ほとんどのチームが大掛かりなアップデートを持ち込んでいるため、これまでの勢力図が変化する可能性もある。会場のカタロニア・サーキットは気温19度、路面温度24度の快晴という好天に恵まれた。

 グリーンシグナルの点灯とともに1時間30分間のセッションがスタート。まずフェラーリのキミ・ライコネンがコースイン。今回持ち込んだパーツの評価を行うべく、多くのドライバーがライコネンに続いた。セッション開始当初は、全てのドライバーがハードタイヤを装着した。

 セッション開始から13分後、他の全ドライバーがピットアウトしラップを重ねる中、コースインするマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。これまでレースを完走できていない彼はパワーユニットの信頼性向上に期待を寄せていたが、いきなりトラブルに見舞われることになる。

 ターン4で白煙を上げながらハーフスピンしたアロンソは、コース外で停車。「エンジンブローした」とチーム無線で訴え、苛立った様子でマシンから降りた。マシンは暫し白煙をあげ、パワーユニット下のフロアからはオイルと思われる液体が漏れていた。結局マシンは、ホイールローダーに釣り上げられながら移動されたが、その間もおびただしい量の液体がマシンから滴り落ちた。

 セッション開始から25分後、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは最終コーナーの立ち上がりでギヤボックスのトラブルを訴える。ベッテルは惰性でストレートを走っていき、ピットレーン出口でマシンをストップさせた。このマシンをピットクルー達がガレージへ戻し、そのまま作業に入った。

 セッション開始から30分経過後、メルセデスがアタックラップに突入。まずはハミルトンが1分24秒180をマークし、それを僚友のバルテリ・ボッタスが0.023秒上回りトップタイムとなった。

 その後、ライコネンが1分24秒366で3番手タイム、4番手はレッドブルのダニエル・リカルドが1分25秒019で続いた。

 セッション残り50分を前に、ハミルトンが1分23秒531のトップタイムを更新して、一旦全車がピットイン。ここで全てのドライバーがミディアムタイヤに履き替えた。早めにピットアウトしたウイリアムズのふたりが、しばらくコース独占。早速のロングランを行う。

 セッション残り40分でハース勢やレッドブルのマックス・フェルスタッペンがコースイン。ミディアムタイヤに履き替えたフェルスタッペンは、1分22秒705をマークしトップに立った。それを合図にメルセデスのふたりもコースインする。

 その間にマシンの修繕を終えたベッテルがコースインし、1分22秒600をマークする。フェルスタッペンを上回ることができたが、メルセデスのふたりがそれを上回り、ハミルトンが1分21秒521をマークし最速記録を塗り替えた。

 セッション残り20分間は、誰もタイムを更新することは行うことはなく、それぞれのプログラムに専念した。

 セッション残り7分のところで、ハースのケビン・マグヌッセンがターン3を曲がり切ることができずコースオフ。グラベルでマシンを停車させた。そのせいでバーチャルセーフティカー(VSC)が発動された。

 セッション残り1分のところでVSCが解除され、各車最後の1周を行うことができたが、ここでタイムを更新するドライバーはいなかった。

 結局、ハミルトンが首位でセッションが終了した。2番手にボッタスが入ったためメルセデスが1-2位を占めた。3番手ライコネン、4番手ベッテルのフェラーリ勢は、途中マシントラブルを抱えたせいか、メルセデスに約1秒つけられている。フェルスタッペンはベッテルの0.1秒差で5番手に位置している。

 5番手以降は、リカルド、マグヌッセン、ロマン・グロージャン(ハース)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)が続いた。

 フリー走行2回目は、この後日本時間21時よりスタートする。

最終更新:5/12(金) 19:10

motorsport.com 日本版