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【F1】スペインGP FP2レポート:ハミルトンが首位。メルセデス再び1-2でフェラーリに対して1歩リード?

motorsport.com 日本版 5/12(金) 23:01配信

 F1第5戦スペインGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイム。チームメイトのバルテリ・ボッタスが2番手となり、FP1に続いてメルセデスが1-2でセッションを終えた。

【リザルト】F1第5戦スペインGPタイム結果:フリー走行2回目

 気温25度、路面温度44度というコンディションのカタルニア・サーキットでセッションがスタートした。

 ピットレーンがオープンすると、ハースのケビン・マグヌッセンがコースイン。FP1はセルゲイ・シロトキンにマシンを預けたジョリオン・パーマー(ルノー)も、早々に走行を開始した。すべてのマシンが、まずはミディアムタイヤを装着して走り出した。

 セッション開始8分過ぎ、フォースインディアのセルジオ・ペレスが記録していた1分24秒700というタイムを、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが0.045秒上回ったが、ベッテルは最終コーナーで大きく挙動を乱していた。チームメイトのキミ・ライコネンもセクター3でマシンが振られるシーンを見せながら、1分23秒143をマークしトップに浮上した。

 メルセデスのハミルトンがタイムを記録したのはセッション開始17分ごろ。ただ、彼もセクター3でミスがあり5番手にとどまった。一方で、ボッタスは1分23秒062をマークしライコネンを上回った。

 ホームレースを迎えているフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、FP1でトラブルに見舞われたパワーユニットの交換が終了し、セッション開始27分後にようやくコースインした。FP1はほとんどまともに走行することができなかったが、FP2は無事にインスタレーションラップをこなした。

 セッションが残り1時間を切ろうとする頃、ベッテルがソフトタイヤを初投入。1分21秒220をマークした。ライコネンもベッテルに続き、1分21秒112でトップに浮上した。

 フェラーリ勢に続き、メルセデスの2台もソフトタイヤでアタック。ボッタスは1分20秒892を記録してライコネンを0.220秒上回ったが、ハミルトンが1分20秒802をマークしトップタイムとなった。

 レッドブル勢は、セッション折り返しを過ぎた頃にソフトタイヤでのアタックを実施。マックス・フェルスタッペンはハミルトンから0.636秒遅れの5番手、ダニエル・リカルドは0.783秒遅れの6番手となった。

 セッション残り40分となり、インスタレーションラップをこなしただけだったアロンソがコースインし、ミディアムタイヤで走行を重ねた。

 メルセデス勢とフェラーリ勢は、ユーズドのソフトタイヤでロングランを開始。ライコネンには、チーム無線で『エンジントラブルがあるのでスローダウンしてピットイン』との指示が下り、ピットロードに入ってきた。しかしライコネンは結局ピットストップすることなく、ピット出口でスタート練習を行った後、再びコースインした。

 トロロッソのカルロス・サインツJr.がターン9でオーバーラン。縁石による衝撃で、マシン左サイドのパーツが外れてしまいコース上に残ってしまったため、セッション残り27分という段階で赤旗が掲示された。

 わずかな中断でセッションは再開。フェラーリはベッテルがミディアムタイヤ、ライコネンがソフトタイヤを装着し、走行プログラムを分けた。

 多くのマシンがロングランでタイヤの挙動を確かめる中、ベッテルはセッション終了間際にターン4で挙動を乱し、グラベルへ。幸い大きなダメージはなかった。ボッタスもその直前にターン7でコースオフする場面があった。どちらも、リヤが流れて膨らんでしまったようだ。

 結局、セッショントップタイムはハミルトン。ボッタスも2番手となり、FP1に続いてフェラーリ勢の前に出た。フェラーリはライコネンが3番手、ベッテルが4番手となった。

 5番手、6番手はフェルスタッペン、リカルドのレッドブル勢。何度かマシンがコースを外れた場面も見られ、いまいちマシンが決まりきっていないような印象だ。

 レッドブルの背後には、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ジョリオン・パーマーが8番手につけた。ウイリアムズのフェリペ・マッサ、トロロッソのサインツの前に立ち、勢力図が変化した兆しを見せた。

 アロンソは結局21周走行し、20番手。チームメイトのストフェル・バンドーンは13番手となった。

 大規模なアップデートを投入したメルセデスが、フェラーリに対して一歩リードしているような印象。スペインGPは、ポール・トゥ・ウィンの確率が高いサーキットだけに、予選は極めて重要になるだろう。そこで初めて、各チームが持ち込んだアップデートの真価がはっきりするはずだ。

 予選に向けての最後の準備が行われるフリー走行3回目は、13日(土)の日本時間18時からスタートする。

松本和己

最終更新:5/12(金) 23:01

motorsport.com 日本版