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【特集/熾烈なる欧州カップ戦出場権争い 3】天と地の差がある6位と7位 明暗分ける“UEL最後のイス”

5/12(金) 19:01配信

theWORLD(ザ・ワールド)

UCL本戦ストレートインへ 2位を争うローマとナポリ

セリエAにおけるスクデット争いの大勢は、すでに決した。

ユヴェントスによる史上初のリーグ6連覇は、数ヶ月前からの既定路線だ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は新システム[4-2-3-1]にチャレンジし、欧州の舞台でバルセロナを打ち破るまでにその完成度を高めた。第32節終了時点で2位ローマとは勝点差「8」、3位ナポリとは同「10」と大きく開いており、残り6試合で両者が大逆転に成功する可能性は限りなく低い。今季のユヴェントスは、戦前の予想どおりイタリア国内においては頭一つ抜けた存在となった。

UCL出場枠の残り2つは、勝点差「2」で2位を争うローマとナポリがほぼ手中に収めている。ナポリと4位ラツィオの勝点差は「9」。従ってUCL出場権争いの注目は、ローマとナポリのどちらがリーグ2位の「本戦出場権」を獲得するかに集約された。

UEL出場権争いで1歩リード ラツィオとアタランタは堅い?

白熱しているのはUEL出場権争いだ。セリエAに振り分けられた3枠は、コッパ・イタリア王者とリーグ4位に本戦出場権、5位に予選出場権の内訳となる。もっとも、コッパ・イタリア決勝には首位ユベントスと4位ラツィオが進出しているため、もしラツィオが5位以内でリーグ戦を終えれば、どちらが優勝しても繰り上げでリーグ6位に予選出場権が与えられる(※UEL出場権については昨季からレギュレーションが変更され、コッパ・イタリア優勝チームがUCL出場権を獲得した場合、準優勝チームの繰り上げではなく、リーグ6位が繰り上げで予選出場権を得る)。

“6位以内”をめぐる争いは、現時点での4位ラツィオ(勝点61)、5位アタランタ(同60)、6位ミラン(同58)、7位インテル(56)、8位フィオレンティーナ(52)の5チームに絞られた。

好調を維持しているのはラツィオとアタランタだ。ラツィオはシモーネ・インザーギ監督の下で守備を整備し、チーロ・インモービレ、フェリペ・アンデルソンを軸とするカウンター主体のスタイルを確立。アタランタは攻撃重視のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と才能豊かな若手の躍動感が見事に噛み合い、「今季のセリエAで最も魅力的」と評されるサッカーを作り上げた。ヤヤ・トゥレの後継者と言われる20歳のコートジボワール代表MFフランク・ケシエ、90年代の大エース、クリスティアン・ヴィエリに瓜二つのプレイスタイルで移籍市場を賑わすFWアンドレア・ペターニャは、いずれもこの1年で急成長を遂げている。冬の移籍市場で国内屈指のMFロベルト・ガリアルディーニをインテルに放出したが、チームとしての勢いは衰えていない。残り6試合で強豪との対戦を残しているとはいえ、両チームには現状順位を維持する“地力”が備わっている。

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