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もう守り切るだけのチームじゃない 破壊力身につけたユヴェントスをスペイン紙も警戒

5/12(金) 20:40配信

theWORLD(ザ・ワールド)

UCL決勝までの戦いは完璧

チャンピオンズリーグ決勝に進出したレアル・マドリードは、対戦相手のユヴェントスを最大限警戒すべきだろう。ユヴェントスは2シーズン前にも決勝までたどり着いているが、スペイン『MARCA』はその頃とは全く別のチームになっているぞと警告を発している。

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まず同メディアが注目したのは、ユヴェントスの勝ち上がり方だ。2シーズン前のユヴェントスもよく組織化されたチームだったが、決勝まできたのはサプライズでもあった。グループステージは3勝1分2敗と苦戦し、アトレティコ・マドリードに首位通過を譲っている。

決勝トーナメントでも渋い戦いが多く、1回戦のドルトムントを除けば準々決勝でモナコに2試合合計1-0、準決勝のレアル・マドリード戦も必死に守って3-2の勝利だった。決勝でもバルセロナに押し込まれる展開となり、チャンピオンズリーグのレベルで相手を圧倒することはできなかった。

しかし、今季はここまでグループステージを含め無敗だ。失点もわずか3点のみで、完璧な勝ち上がりと言える。決勝トーナメントに入ってからもバルセロナとの2ndレグをスコアレスドローで終えただけで、モナコとポルト相手には2試合とも勝利している。こうした破壊力は当時のチームにはなかったものだ。

チームの顔ぶれも大きく変わった。アンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダル、カルロス・テベス、アルバロ・モラタ、ポール・ポグバなど多くの選手が抜け、代わりにゴンサロ・イグアイン、パウロ・ディバラ、ミラレム・ピアニッチ、サミ・ケディラ、アレックス・サンドロ、ダニエウ・アウベス、マリオ・マンジュキッチらが加わった。同メディアも大きな変化だと伝えており、2シーズン前とはまるで違う。

イグアインとディバラの加入で攻撃力も大幅にアップ。同メディアは2シーズン前のユヴェントスはテベスとモラタの2トップが中心となり、ビダルとポグバがサポートするくらいだったが、今ではイグアイン、ディバラ、マンジュキッチ、ファン・クアドラードと攻撃の幅が広がったと危険視している。

チームの平均年齢も2シーズン前の30・18歳から29・8歳まで減少。僅かな差ではあるが、ジャンルイジ・ブッフォンやアンドレア・バルザッリなどベテラン選手を抱えながらも世代交代を確実に進めている。レアルも確実に成長しているが、ユヴェントスの成長度は想像以上のものがある。ここまでの勝ち上がりを見るとユヴェントスの方が優勝する確率は高いと言えるかもしれない。

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