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阪神に苦い過去? いざという時の助けになる「隠れ捕手」

5/12(金) 19:53配信

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今季は一塁手で出場の原口が10日巨人戦で途中出場から初マスク

 今月10日の巨人戦で、阪神は8回表に原口を代打で起用し、その裏にはマスクをかぶらせた。原口は捕手で選手登録されているが、今季は一塁手で起用されている。捕手としては初めての出場だった。

阪神・過去10年間のドラフト指名選手一覧

 NPBでは、捕手数は支配下登録の1割前後と相場が決まっている。70人の支配下では7人が標準的だ。12球団の捕手の登録数は、日本ハム7人、ソフトバンク8人+育成枠2人、ロッテ7人、西武7人、楽天8人、オリックス5人+育成枠2人、広島8人+育成枠1人、巨人7人+育成枠2人、DeNA5人+育成枠2人、ヤクルト7人+育成枠1人、中日7人+育成枠1人。阪神も標準的な7人体制だ。

坂本誠志郎(23)履正社高-明治大
長坂拳弥(23) 高崎健康福祉大高崎高-東北福祉大
梅野隆太郎(25)福岡工大城東高-福岡大
小豆畑眞也(28)長良高-中部学院大-西濃運輸
岡崎太一(33) 智弁学園高-松下電器
小宮山慎二(31)横浜隼人高
原口文仁(25) 帝京高

 以上が阪神の捕手陣。しかし、実は他の野手登録の元捕手が3人もいる。

捕手から転向し大成した選手も

 内野手登録の今成亮太は、2005年のドラフト4位指名で浦和学院高校から日本ハムに捕手として入団。1軍では56試合にマスクをかぶったが、今は主として三塁を守る。外野手登録の中谷将大も2010年のドラフトで3位指名を受け、福岡工大城東高校から阪神に捕手として入団。しかし2012年には外野手に転向している。今年は中軸を打つことが多い。同じく外野手登録の狩野恵輔も2003年のドラフト3位で前橋工業から阪神に捕手として入団。一時期は正捕手でもあったが2011年に外野手に転向。今は代打の切り札だ。

 3人に共通するのは打撃がいいこと。打力を活かすために他のポジションにコンバートされたのだ。

 古くは江藤慎一、衣笠祥雄、田淵幸一、最近でも山崎武司、和田一浩、小笠原道大、捕手から他のポジションにコンバートされて、打者として大成した例は結構ある。阪神の場合も、そういう形の「配置転換」ではあろう。

 原口文仁もその方向でコンバートが考えられているのだろう。しかしそれだけでもないようだ。

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最終更新:5/12(金) 20:26
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