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「尊い犠牲忘れない」 戦没・殉職船員を追悼 横須賀

5/12(金) 21:40配信

カナロコ by 神奈川新聞

 第2次世界大戦で犠牲になった船員や、戦後に海難事故で亡くなった船員を慰霊する「第47回戦没・殉職船員追悼式」が11日、県立観音崎公園(横須賀市鴨居)の「戦没船員の碑」で開かれた。遺族や関係者ら約500人が参列し、船員らの冥福と海上の平和を祈った。

 追悼式では、主催する日本殉職船員顕彰会の芦田昭充会長が「海洋国家日本として平和と繁栄を享受できているのは、志半ばで海に散った戦没船員と、国の復興を支えた海運水産業でその職に殉じられた船員の尊い犠牲の上にあることを忘れてはならない」と式辞を述べた。

 遺族や関係者一人一人が献花。戦争体験船員として参列した小山田博さん(94)=東京都目黒区=は戦争で海員養成所の同期生の多くを亡くした。「碑に刻んである『安らかにねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに』という思いで毎回手を合わせている」と話していた。

 同碑に奉安されている戦没船員は6万643人、殉職船員は2969人。