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F1スペインGP FP1:母国GPのアロンソがわずか1周でストップ、トップはハミルトン

オートスポーツweb 5/12(金) 18:50配信

 F1スペインGPの前日木曜日は朝から大雨が降っていたが、金曜日は朝から快晴。午前10時からのフリー走行1回目は、気温19℃、路面温度24℃、微風のコンディションで始まった。とはいえ路面はまだ滑りやすく、ハードコンパウンドで出て行ったケビン・マグヌッセンが、「全然グリップがない!」と、悲鳴を上げていた。 

F1スペインGP FP1 エンジンブローしたアロンソのマシンをピットへ戻すスタッフたち

 ヨーロッパラウンドの緒戦スペインGPには例年、各チームが大きなアップデートを投入する。今年もそれは例外ではなく、中でもメルセデスとレッドブルの改良空力パーツが大きな注目を集めていた。ただし木曜日のダニエル・リカルドは、「性能が大幅に向上してるわけじゃない。今週末に優勝できるとは思ってないよ」と、慎重なコメントだった。

 開始後12分、コースに出ていったばかりのフェルナンド・アロンソがターン2立ち上がりでスピン、オイルをまき散らしながら止まってしまった。今回投入されたエンジン周りのマイナーアップデートとの関連は不明だが、前日に「ホンダ製パワーユニットの信頼性の低さは、まったく許容できない」と吐き捨てていたアロンソは、「コーナーをひとつ回っただけでエンジンがブローした。本当にファンに申しわけない」と、その声はむしろ哀しそうだった。

 その10分後には、メインストレートでスローダウンしたセバスチャン・ベッテルが、「ギヤボックストラブル」と無線で伝えながらピット出口でマシンを止めた。10時半の時点で、この二人以外ではマックス・フェルスタッペンとトロロッソの2台がまだまともなタイムを出せていない。


 全車がハードで走行した開始後40分での順位は、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢がコンマ083秒差で1-2。コンマ8秒遅れでキミ・ライコネン、約1秒5落ちでリカルドが続く。

 その後ウイリアムズの2台が真っ先にミディアムを履き、フェリペ・マッサは4番手タイム。ランス・ストロールはチームメイトから約2秒落ちの11番手に留まっている。それでもフェルスタッペンはミディアムに履き替えると、ハミルトンよりコンマ8秒以上速い1分22秒706のトップタイムを叩き出した。

 しかし、メルセデス勢は同じミディアムではフェルスタッペンより1秒1以上速く、すぐにトップに復帰。フェラーリもキミ・ライコネンが3番手。トラブルがすぐに処置されたベッテルも4番手に付けるが、ハミルトンからは1秒以上の差を付けられている。

 結局このセッションは前戦ロシアGPの不振を吹き飛ばすかのように、ハミルトンがトップのまま終了。初優勝を遂げたばかりのボッタスが、コンマ029の僅差で続いた。中団勢では、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロジャンが7、8番手。しかしマグヌッセンは終了8分前にターン4で止まってしまった。

 信頼性に大いに不安を残すマクラーレン・ホンダは、ただ1台走り続けたストフェル・バンドールンが13番手タイムだった。

[オートスポーツweb ]

最終更新:5/12(金) 18:52

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