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耕作放棄地が増加 みなべ町

5/12(金) 17:01配信

紀伊民報

 高齢化や後継者不足などから、和歌山県みなべ町内でも耕作放棄地が年々増加している。町産業課によると、2016年度で面積は16・9ヘクタール。そのうちほぼ梅畑という樹園地は10ヘクタールで60%を占める。ただ、把握しきれていない部分もあり、実際はこれ以上に放棄地がある可能性もあるという。また、農地から太陽光発電や住宅地などへの転用も同年度1・3ヘクタールあった。今後の梅産地を心配する声も上がっている。

 町農業委員と町職員が毎年、町内を回って荒廃農地調査をしている。調べているのは、個人が所有する耕作放棄地。区が所有して個人に貸している分などは把握できていないという。A(再生利用が可能な農地)とB(再生利用が困難と見込まれる農地)に分けてまとめている。

 耕作放棄地の過去5年の推移をみると、12年度12・6(A10・2、B2・4)ヘクタール、13年度13・3(A10・9、B2・4)ヘクタール、14年度12(A9・4、B2・5)ヘクタール、15年度14(A8・4、B5・5)ヘクタール、16年度16・9(A8・4、B8・5)ヘクタールと増える傾向にある。

 耕作放棄の状態が続き、再生利用可能とされていた農地が、再生利用が困難と見込まれる分類に移ってしまうケースが増えているのも特徴だ。

 転用は16年度が17件1・3ヘクタールで住宅6件、太陽光発電3件、駐車場2件などだった。15年度は23件1・5ヘクタール、住宅7件、太陽光発電5件などだった。今年4月の農業委員会には、転用するに当たっての農地除外の申請が6件0・6ヘクタールあり、うち3件は太陽光発電、2件が住宅、1件が駐車場だった。

最終更新:5/12(金) 17:01
紀伊民報