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錦織ストレート8強 次はジョコビッチ戦「楽しみ」

日刊スポーツ 5/12(金) 10:02配信

<テニス:マドリード・オープン>◇11日◇マドリード◇男子シングルス3回戦

 世界8位の錦織圭(27=日清食品)が地元の鉄人を止めて8強入りした。過去12人しかいない男子ツアー通算700勝を狙った元トップ10で、同30位のフェレール(スペイン)に6-4、6-3、1時間25分のストレートで勝ち、5年連続のベスト8進出を決めた。日本時間12日午後7時開始の準々決勝では、今季初めて同2位のジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 試合翌日に痛みが出る右手首は無事だった。朝、起きたときに錦織は不安を抱えていたかもしれない。しかし、右手首は「違和感はあるが、良くはなっている」。だから鉄壁の守備を誇る相手に攻め勝てた。「タフな試合を予想したが2セットで勝ててうれしい」。

 滑り出しから4-1と一気にリードした。しかし、実戦不足で自信がまだ湧いてこない。4-3まで追い上げられた。しかし、第8ゲームをキープ。「あれは大きかった」と、第1セットを奪うと、そのままストレート勝ちにつなげた。

 準々決勝はジョコビッチとの今季初対戦だ。昨季だけで6戦し、1セットしか奪えていない。対戦成績でも2勝11敗で「ミスがなく、全く隙がない相手」。以前、「まだ崩し方が見つからない1人」と話していただけに、苦手意識は隠せない。ただ、今季のジョコビッチは、1月のドーハで優勝した後、個人戦4戦で決勝進出さえない。

 復帰戦で、ジョコビッチのところまで、こぎ着けた。「どのぐらい戦えるのか、楽しみ」。最後にジョコビッチに勝ったのは、4大大会アジア男子初の決勝に進んだ14年全米の準決勝だ。その再現で完全復活につなげる。【吉松忠弘】

 ◆WOWOW放送予定 マドリードから続く赤土シリーズの頂点、全仏オープンテニスは5月28日~6月11日。連日生中継。

最終更新:5/12(金) 11:48

日刊スポーツ