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リーグ残留 初戦手応え/東北社会人2部北「おいらせFC」

Web東奥 5/12(金) 12:02配信

 アマチュアサッカーの2016年県社会人1部リーグで優勝した青森県おいらせ町のチーム「おいらせフットボールクラブ(FC)」が今年、上位の東北社会人2部北リーグに3年ぶりに昇格した。7日、同町で行われた初戦に臨み、目標とする「リーグ残留」に手応えをつかんでいた。
 東北社会人2部北リーグは、北東北3県の10チームによる総当たり戦。初昇格した2014年は3勝2分け13敗の9位に終わり、わずか1年で県社会人リーグに降格した。
 おいらせFCは登録選手25人のほとんどが同町出身で、町内や周辺市町で勤務。仕事の都合で試合当日でさえ選手が集まりにくいという悩みを抱える中、選手の個人技と、連係プレーで少ない好機をものにする決定力を磨いてきた。
 また今年のチームは3年前に比べ、選手層が大幅に若返っている。25人中17人が、今年東北2部を初経験する若手。全体練習の機会が少ない課題は依然としてあるが、チームの平野敏彦代表(町サッカー協会長)は「スタミナも高いレベルの個人技もある。総合力では決して見劣りしない」と話す。
 7日、いちょう公園多目的グラウンドで行われた初戦・猿田興業(秋田)戦。おいらせFCは0-1で惜敗し白星発進とはならなかった。だが選手たちは東北2部のレベルを確認し、自信をつけたようだった。
 11年目のMF小向貴史主将(28)=三沢商業高出身=は「みんな後半もよく走れていた。球際でも体を張ってプレーできていた」と前を向いた。2度目の東北2部挑戦には「内容より結果にこだわりたい」と闘志を燃やしていた。
 若手も奮闘した。2年目のGK中村雄一選手(23)=八工大一高出身=は「うちのチームの個人技も十分通用することが分かった」と仲間を信頼。同じく2年目のDF福村郁人(ふみと)選手(19)=野辺地西高出身=は「東北2部のレベルが分かった。きょうは負けたが上位を狙える。次は勝利に貢献する」と語った。
 平野代表は「選手の中に、おいらせ町の代表として戦っている自覚が芽生えてきたように感じる。頑張る姿を、町の小中学生たちに見せてほしい」と期待を込めていた。
 おいらせFCは5月14日午後1時から、おいらせ町いちょう公園多目的グラウンドで、秋田FCカンビアーレ(秋田)と対戦する。

東奥日報社

最終更新:5/12(金) 12:02

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