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階上町でワサビ摘み取り体験

Web東奥 5/12(金) 22:29配信

「階上」の名を冠したソバ「階上早生(わせ)」のブランド化を進める青森県階上町で、薬味のワサビを町内で生産しようという取り組みが進んでいる。町と農家が12日、初めてのワサビ摘み取り体験会を同町赤保内で開き、町内外からの参加者においしさをアピールした。
 町と同町農家が2012年ごろから場所や栽培方法などの検討を進め、山林で育て、主に練りワサビの原料になる「畑ワサビ」の作付けを昨年度から本格的に開始した。現在農家3人が栽培に取り組んでいる。
 体験会はソバ生産者らでつくる階上そば振興委員会「階上そばりえ」会長も務める坂政和さん(63)の作付地で開催。参加者14人は木々の間を抜ける爽やかな風を受け、斜面に広がるワサビの花や葉、茎を摘んでいった。その場で揚げた葉の天ぷらを味わい、湯通しして味を付けた茎の辛みをそばと共に楽しんだ。
 八戸市の大村慶子さん(73)は「茎から花まで食べられるとは、初めて知りました」と話し、友人で同市の工藤貞子さん(71)は「家でも教わった食べ方で調理してみたい」と笑顔を見せた。
 坂さんは体験会場ではワサビを約2千平方メートルにわたり栽培中で、さらに増やす予定。近くでソバも生産しており「畑は『みちのく潮風トレイル』に近い。春はワサビ、秋はソバの花を見て、階上の産品を知ってもらいたい」と話した。

東奥日報社

最終更新:5/13(土) 8:55

Web東奥