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NY外為:ドルが下げ幅縮小、対円で1カ月ぶり大幅安から回復

5/12(金) 5:38配信

Bloomberg

11日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対円で下げ幅を縮小した。株価が下げ渋ったほか、一部ポジションで見られた一連の解消が落ち着いたことが背景。

ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.4%下げて1ドル=113円86銭。一時は4月11日以来の大幅安となった。対ユーロはほぼ変わらずの1ユーロ=1.0861ドル。

この日は商いが薄く、トレーダーが注目する通貨は変化した。一時は英ポンド売りに伴うポンド・円のクロスがドル・円にも波及し、弱まったロングポジションの解消が進んだ。またユーロ・円も週初以来の安値まで下落し、ロングポジションが手じまわれた。

イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は政策金利を据え置くとともに、欧州連合(EU)からのスムーズな離脱を想定した経済予測の通りに景気が拡大すれば、市場が示唆しているよりも速いペースでの利上げが必要となる可能性があるとの認識を示した。

米労働省が発表した生産者物価指数(PPI)を手掛かりに米国債利回りが上昇すると、ドルが値上がりする場面もあった。4月のPPIは前月比0.5%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は前月比0.2%上昇だった。前月は0.1%低下。12日には消費者物価指数(CPI)が発表される。

匿名を条件に述べたトレーダーによると、この日ドル・円が一時113円46銭まで下げたのはストップロスの売りが背景だった。

原題:Dollar Pares Losses Against Yen After Dropping Most in a Month(抜粋)

相場を更新し、第4段落以降を追加します.

Alexandria Arnold, Dennis Pettit

最終更新:5/12(金) 6:25
Bloomberg