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加ホーム・キャピタル批判の急先鋒、元運用者がビッグショート

5/12(金) 13:31配信

Bloomberg

カナダの住宅金融ホーム・キャピタル・グループを最も声高に批判してきた人物が、取締役ほぼ全員の持ち分を上回る規模で同社株を空売りしていることを明らかにした。

この人物はマーク・コホーズ氏で、ホーム・キャピタル株が過去最高値付近で取引されていた2014年11月から株価下落を見込んでいる。同氏のショート(売り持ち)ポジションは現在、ホーム・キャピタル創業者のジェラルド・ソロウェイ氏と取締役2人を除く同社取締役全員とマーティン・リード前最高経営責任者(CEO)の持ち株を合わせた分よりも多いと話す。

ホーム・キャピタル株は4月19日以降に急落。同社が投資家を欺いた可能性をオンタリオ州証券取引委員会が指摘したのがきっかけだった。これで取り付け騒ぎとなり、預金が流出した同社は救済融資で急場をしのぐ状態になっている。

元ヘッジファンド運用者で現在はカリフォルニア州で農場を営むコホーズ氏は取締役らについて、「会社への信頼感があまりにも低いので、彼ら全員が保有する以上の規模でカリフォルニアの民間人1人がショートにしている」と電話インタビューで述べた。

それほどの規模のポジションは4月末現在で12万1000株に相当し、今月10日終値を基にすると、株価がゼロに下落すれば100万カナダ・ドル(約8300万円)の利益を得る計算になる。ただし、同氏は自身のポジションを証明する書類は提供していない。ホーム・キャピタルは同氏の主張についてコメントを控えた。

原題:Home Capital Foe Says His Short’s Bigger Than Much of Board Owns(抜粋)

Luke Kawa

最終更新:5/12(金) 13:31
Bloomberg