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【債券週間展望】長期金利上昇か、積極的な買い手不在でスティープ化

5/12(金) 16:48配信

Bloomberg

5月第3週(15-19日)の債券市場では長期金利の上昇が予想されている。5年債と20年債の入札2回が予定されていることから、需給環境の悪化を警戒して売り圧力が掛かりやすいことが背景にある。一方、米国の政局不透明感や北朝鮮をめぐる地政学リスクが根強く残り、金利上昇は限定的との見方も出ている。

新発10年物国債346回債利回りは大型連休明け8日に0.025%で取引を開始したが、その後は米長期金利の上昇に連れて徐々に水準を切り上げ、11日には0.05%と4月10日以来の高水準を付けた。12日は0.04%にやや買い戻された。

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「生保などにとって超長期債の金利水準はまだ足りていない」とし、「フルスイングして買いたいという感じではなく、テールが流れたり、売られたところは買うというスタンスだと思われる」と指摘。「18日の20年債入札は外部環境が悪くなればしっかりしやすいものの、30年と同様に入札が割高になると、その後は崩れる可能性がある」と言い、「方向感としてはまだスティープしやすい」とみる。

国債入札

来週は16日に5年利付国債、18日には20年利付国債の入札が実施される。発行予定額は5年債が2兆2000億円程度、20年債が1兆円程度となる。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「20年入札は0.6%台ならそこそこ無難にこなしそうだ」と予想。ただ、「入札を無難に通過しても上値を買う要因はなく、相場が膠着(こうちゃく)する可能性もある」と見込む。

日本銀行の長期国債の買い入れオペは、17日に残存期間「1年超5年以下」と「5年超10年以下」、19日には「10年超」がそれぞれ予定されている。

市場関係者の見方

*T◎SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト*FBI問題めぐる米国の政治的な混乱が長引けばリスクオフも*そういうときにどこが買われるかというと、20年の可能性がある*長期金利の予想レンジは0.02~0.06%

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最終更新:5/12(金) 16:48
Bloomberg