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海外勢は日本株5週連続買い越し、個人は4週連続売りー5月1週需給

Bloomberg 5/11(木) 16:36配信

米国の底堅い景況感や政策進展への期待に加え、北朝鮮など地政学リスクへの過度な懸念後退から為替が円安方向に振れる中、海外勢の買いが大型連休の谷間の日本株の上昇を主導した。

東京証券取引所が11日に発表した5月第1週(1-2日)の投資部門別売買動向(東証、名証1・2部等合計)によると、海外投資家は現物株を1583億円買い越した。買い越しは5週連続で、昨年11月2週-12月2週の6週連続に次ぐ連続買い越し記録。大阪取引所によると、先物(ミニ含むTOPIX、日経平均型合計)では1739億円の買い越し、現物・先物合計の買越額は3323億円となった。

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、外部環境が改善し海外勢が「投資リスクを取れるようになってきた。比較的長めの資金も入っている」と指摘。「日本株に出遅れ感がある上、国内企業決算もまずまずで買いやすかったこともある」と言う。

その他の現物株動向は、証券会社の自己売買部門が2週連続で買い越した(買越額731億円)。一方、売り越しでは個人投資家が4週連続(売越額1877億円)、投資信託は3週ぶり(169億円)、信託銀行は5週連続(145億円)。

5月1週のTOPIXは前の週末に比べ1.2%高の1550.30と3週連続上昇。大谷氏は、米国の景気は良好で企業業績も上向いているため「海外勢の買いはまだ続く」と予想した。

各主体の売買動向はこちらをご覧ください

Hiroyuki Sekine

最終更新:5/11(木) 16:36

Bloomberg