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<ウマ女十番勝負>(8)ヴィクトリアマイル ドンと行こうレッツゴードンキ

毎日新聞 5/13(土) 10:00配信

 デジタル編集部の“真希バオー“こと中嶋真希記者が予想するG1シリーズ第8弾は、古馬牝馬(4歳以上の牝馬)がマイル女王の座をかけて争うヴィクトリアマイル(東京1600メートル、14日午後3時40分発走)。2015年にG1史上最高配当を記録したレースに、夢はふくらむばかり。毎日新聞の競馬担当、松沢一憲記者の解説を交えて、“ウマ女”記者が大胆予想します。【中嶋真希】

 JRA史上3番目の高配当を出したヴィクトリアマイル。ストレイトガールが勝った15年に、ケイアイエレガント(12番人気)が2着、ミナレット(18番人気)が3着に入り、3連単は2000万馬券に。3連複も280万円を超え、聞いただけでめまいがしそうだ。ちなみに、史上最高配当は、ミナレットが14番人気で勝った12年の新馬戦。“爆穴娘”と呼ばれたミナレットは、先日、初子を出産。爆穴の血は、受け継がれるのかどうかが楽しみだ。

 「2000万円を的中したら、どうします? 何を買いますか?」と真希バオーが聞くと、松沢記者は「家のローンを返すのにあてるよ」と受け流した。「ずいぶん現実的ですね……。私なら、馬主になります。私の馬を応援してくださいよ」。夢見る真希バオーに「言うだけなら勝手だけどな」と師匠はあきれ顔。さあ、夢の万馬券は飛び出すだろうか?

 ◇ルージュバックがG1奪取だ

 松沢記者は、ルージュバックの悲願のG1奪取に期待する。「昨年のこのレースは5着だったが、その後のエプソムカップ(C)=東京1800メートル、毎日王冠(同)と連勝。東京コースで一線級の牡馬を一蹴してきた末脚(ゴール前の加速)は、牝馬戦なら胸を張れる。前走の金鯱賞(中京2000メートル)は、2馬身4分の1差の8着。馬群をさばけず、脚を余して不完全燃焼になった。度外視していい」

 ルージュバックの強敵は、ミッキークイーン。「牝馬クラシック2冠馬で、前走の阪神牝馬ステークス(S)=阪神1600メートル=を快勝。抜けた実績から、1番人気に推されるだろう。しかし、直線に向かってからトップギアに入るまで時間がかかるタイプ。マイルでは届かない可能性もあり、対抗にとどめた」

 2頭に割って入れば、ジュールポレール。「3連勝で臨んだ阪神牝馬Sで2馬身差の3着。ミッキークイーンには負けたが、差し切るかのような末脚を見せた。メンバー中一番の上がり馬(1戦ごとに力をつけて、クラスを上げてきた馬)。マイルは6戦して1着3回、2着1回、3着1回。G1でも十分通用する」

 ◇気になる穴馬は……

 穴は、レッツゴードンキ、アドマイヤリード、クイーンズリング。

 15年の桜花賞(阪神1600メートル)を制したレッツゴードンキは、「2走前の京都牝馬S(京都1400メートル)を勝ち、前走の高松宮記念(中京1200メートル)で2着。桜花賞以来、勝ち星に恵まれなかったが、ようやくG1馬らしい走りが戻ってきた。短距離で磨いた末脚が爆発してもおかしくない。3走前のターコイズS(中山1600メートル)で2着に入っているから、マイルに伸びても問題ない」。

 アドマイヤリードは、「2連勝で挑んだ阪神牝馬Sは、最も馬場の悪いインから、勝ち馬と同タイムの上がり(最後の直線600メートルのタイム)で追い上げた。良馬場なら、さらに切れそうだ」。

 クイーンズリングは、「昨年、府中牝馬S(東京1800メートル)、エリザベス女王杯(京都2200メートル)と連勝。前走の阪神牝馬S15着は、負け過ぎの感もあるが、4カ月の休み明け、海外帰り初戦、落鉄と不利が重なった。底力に警戒したい」。

 ◇真希バオーの大胆予想

 3連複5頭ボックス(10点×100円=1000円)

 (1)アットザシーサイド

 (2)スマートレイアー

 (7)ルージュバック

 (11)ミッキークイーン

◎(14)レッツゴードンキ

 本命は、レッツゴードンキ。前走の高松宮記念では、直線でしぶとく脚を伸ばし、大外のセイウンコウセイにはかわされたが、内で競り合ったレッドファルクスとのたたき合いを制して2着を確保。桜花賞後に不振が続いていたが、応援し続けてきた馬。復調なったとなれば、二つ目のG1タイトルも夢じゃない。

 スマートレイアーは、昨年のこのレースで4着。前走の京都記念(京都2200メートル)で1馬身4分の1差の2着と、海外帰りながら健闘した。マイルは7戦して4勝とベストで、距離短縮は歓迎だ。

 アットザシーサイドは、昨年の桜花賞3着馬。前走の阪神牝馬Sは重馬場で8着に沈んだが、3走前のターコイズS(中山1600メートル)は直線外から伸びて2馬身差の6着まで詰めた。負けて強しの内容だった。ベストは1400メートルだが、マイルや1800メートルでも善戦している。勝つまでは難しくても、3着に絡む可能性は十分にある。

 ◇NHKマイルC、2着に13番人気が飛び込んだ 

 7日のNHKマイルCは、アエロリットが見事なレースぶりで優勝。ゲートが開くとロケットスタートから2番手に控え、直線楽に抜け出して後続の追撃を封じた。アエロリットと3着のボンセルヴィーソはボックス馬券に入れたが、2着の13番人気リエノテソーロは、まったくノーマークだった。東京・渋谷で別の取材を終えてから飛び込んだウインズ(場外馬券売り場)では、「14番(リエノテソーロ)が2着だぞ!」と大騒ぎ。3連複5万600円をゲットできた人は、大喜びだろう。

 本命に推したアウトライアーズは、まさかの13着。松沢記者が指名した1番人気のカラクレナイは、さらに後方の17着。2頭が大波乱の片棒を担いでしまった。興奮と悔しさが入り交じり、帰りに寄ったバーでビールが進む、進む。顔を真っ赤にしながら「大荒れレースも的中できるように」と決意を新たにした。

 フェブラリーS +1140円(配当は2140円)

 高松宮記念 -1000円

 大阪杯 -1000円

 桜花賞 -1000円

 皐月賞 -1000円

 天皇賞・春 -1000円

 NHKマイルC -1000円

 収支マイナス4860円

 ◇師匠と真希バオーの「オークス大胆予想」イベント

 5月18日午後8時~9時半(当初の発表から時間が変わっています)、毎日メディアカフェ(地下鉄東西線竹橋駅直結、パレスサイドビル1階)でトークイベント「Vラインで決まり! 一憲師匠と真希バオーのオークス大胆予想」を開きます。師匠のマル秘予想術を聞きながら、みんなでオークス的中を目指しましょう。入場無料。申し込みは、毎日メディアカフェ(https://mainichimediacafe.jp/eventcal/?yy=2017&mm=5#l3019)

最終更新:5/13(土) 10:00

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