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井上、下半身強化で2階級上のパンチ力!父の右手“破壊”/BOX

サンケイスポーツ 5/13(土) 7:00配信

 5度目の防衛を狙う王者の井上尚弥(24)=大橋=が12日、横浜市内の所属ジムで練習を公開した。4月末の練習で、ミットを持った父の真吾トレーナー(45)が右手首を負傷。下半身強化でパンチ力が増強。V5に死角はない。

 ちょっとした異変だった。公開練習でミットを持ったのは、父・真吾トレーナーではなく、元東洋太平洋Sフライ級王者の弟・拓真(21)だった。

 「実は右ストレートを受けると、きついので…。」

 右手首にテーピングを施した真吾トレーナーは照れくさそうに話した。4月末に行ったミット打ちで、王者の強烈な一撃を受け負傷。激しい痛みが伴ったが、父は息子のパワーアップを実感した。

 V5戦に向けたテーマは「下半身の強化」。試合1カ月前に初めて走り込み、体幹の強化合宿を1週間も敢行した。異例の調整だが、効果が表れた。「スパーリングではSバンタム級のフィリピン人選手が、ナチュラルの体重でいっぱいいっぱいだった」と真吾トレーナー。井上の体重の乗ったパンチは、2階級上のレベルまでパワーアップした。

 V5をクリアすれば、9月に念願の米国進出が実現する。「調子はすごくいい。勝って当たり前の試合。油断しないで、アメリカの試合に向けてしっかりアピールしたい」と気を引き締めていた。

最終更新:5/13(土) 7:00

サンケイスポーツ