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【巨人】宮国、雨天中止で第3戦先発からスーパーリリーフ=“第2先発”へ

スポーツ報知 5/13(土) 6:05配信

 巨人・高橋由伸監督(42)が12日、宮国椋丞投手(25)を13、14日の広島戦(マツダ)に“スーパーリリーフ”として待機させる方針を固めた。

 この日の3連戦初戦が雨天中止となり、直後に尾花投手コーチと会談。13日にマイコラス、14日に田口をスライド登板させ、3戦目に先発予定だった宮国を「第2先発」として待機させる。今季1勝5敗の天敵カープに対し、3本柱の2人と宮国で必勝態勢を敷く。

 降りしきる雨の中、午後6時22分に中止が決定した。由伸監督と尾花投手コーチは監督室にこもり、約20分の作戦会議。帰りのバスに乗り込む前、指揮官は「明日の先発? 右か左だろ」と報道陣の質問をさえぎりながらも、「マイコラスのスライド?」の問いに小さくうなずいてみせた。

 必勝態勢を敷く。その後発表された13日の予告先発は、マイコラスがスライド。試合直前まで準備していた右腕と相談した上で、GOサインとなったようだ。2戦目の予定だった田口も3戦目へ。菅野との3本柱を形成する2人を天敵・広島にぶつける方針だ。そして、3戦目の先発に予定していた宮国がリリーバー待機。経験豊富な男を連勝へのキーマンとした。

 宮国は18日のヤクルト戦の先発に回すことも可能だったが、あえてリリーフでスタンバイさせた。今季、広島には1勝5敗で計37失点。防御率5・54と対戦5球団のうちワーストの数字だ。リーグ優勝するには苦手意識を払拭したいところ。13日からの残り2連戦は是が非でも連勝することが大前提にあり、「第2先発」として宮国を置くことで厚みを持たせる。

 宮国は15年、16年はリリーフ一本。15年は39試合で3勝1敗、防御率2・94。16年は34試合で4勝1敗、防御率2・95と安定した成績を残してきた。今季から先発に再転向し、春季キャンプは2軍スタートながら4月12日に1軍昇格を果たした。不在だった「7回」を埋める存在にもなり得る。宮国は昨季、6月下旬から「勝利の方程式」の一角として主に7回を任されていた。マイコラス、田口から宮国につなげば、マシソン、カミネロも回またぎをせず負担も軽くできる。

 15年からビジター10連勝中のマイコラスは「(広島は)いい打者がたくさんいる。勝ちたいということだけです」と話し、田口も「去年の覇者なのでとにかくカープをやっつける」と意気込む。そして、宮国も「先発としてもリリーフとしても、任されたところを投げるだけです」とひそかに闘志を燃やす。2戦必勝を懸けた戦いは万全な態勢で挑む。(玉寄 穂波)

最終更新:5/13(土) 9:18

スポーツ報知