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介護美容 認知度向上へ セラピスト9人「ククル・ドゥ」結成

5/13(土) 5:00配信

琉球新報

 【浦添】浦添市周辺で活動する介護美容セラピスト9人が結成した「ククル・ドゥ」(仲西郁代代表)の総会が4月26日、浦添市社会福祉協議会で開かれた。介護美容の認知度を高めるために3月9日に設立した組織で、メンバーらは「活動の認知度を上げたい」と意気込んでいる。
 介護セラピストはハンドマッサージやフェイシャルセラピーを実施する。自律神経を刺激し、心身の安定をもたらす他、肌の触れ合いや対話が介護予防につながるという。

 セラピーを受けて「きれいになった」と感じることで、おしゃれにさらに気を使うようになり、他者とのコミュニケーションが増える効果も。高齢者だけでなく、子育て世代の女性のメンタルケアにもなるという。

 県内には30人以上の介護美容セラピストがいるが、個々人で活動していることから、介護施設と交渉をしようとしても門前払いになることが多かった。団体結成で、それぞれの人脈を生かしたり、複数人で時間の調整をしたりして介護施設などでの施術を増やし、サービスの向上につなげることが狙いだ。

 仲西代表(74)は「需要はいろんなところにある。これから活動を充実させ、介護美容セラピーを盛り上げていきたい」と力を込める。メンバーの山平京子さん(50)は「触れ合うことは大切なことで、素晴らしいことだ。施設に行けば、走って並びに来る人もいる」と活動の意義を強調する。一方で化粧品や消毒液などの経費がかかる。「ボランティアだけでなく、収益を得る仕組みをつくらなければならない。そのための実績をつくりたい」と意気込んだ。

 市社会福祉協議会の中本昌幸事務局長は「介護施設ができない事業の一つで、専門的分野の団体が増えることはいいことだ」と歓迎する。「介護とつながる人が少ない中で、社会貢献に関わる人が増えてくれれば」と期待した。

 チーム「ククル・ドゥ」への問い合わせは仲西代表(電話)090(5476)5268。

琉球新報社

最終更新:5/13(土) 5:00
琉球新報