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【日本ハム】67年ぶり球団タイの7発!

スポーツ報知 5/13(土) 5:32配信

◆日本ハム15―1ロッテ(12日・東京ドーム)

 打った瞬間、大歓声に包まれた。会心の一撃に中田はバットを右手で掲げ、一塁ベンチに向かって満面の笑みを浮かべた。5回2死二塁、今季3号2ランはこの日チーム7本目のアーチ。東急時代の1950年5月31日の毎日戦でマークした球団記録に並ぶ、歴史的一発だ。「俺のホームランはみんなの流れで打ったもの。今日はみんなぐっすり寝られると思う」と振り返った。

 若きヒットメーカーが、球団史に残る試合を呼び込んだ。大田の2号ソロで先制し、迎えた3回2死。近藤が涌井から今季3号ソロ。母校・横浜高の7学年先輩から放った、プロ入り後初アーチだ。「しっかり自分のスイングをすることができた」。出場18戦ぶりの一発が、相手エース攻略の手本になった。

 さらに5回に左前打を放ち、試合前まで3割9分6厘だった打率は4割8厘に上昇。再び“大台”に乗せた。昨季は左膝痛の影響で軸足にタメをつくれず苦しんだが、万全の状態で迎えた今季は開幕から絶好調。15年に二刀流・大谷をベンチへと追いやり、打率リーグ3位の3割2分6厘をマークした実力は折り紙付き。6年目の今季は絶対的な主軸の一人に成長した。

 こうなると昨季の本塁打キングも黙ってはいない。レアードは3回に8号2ランを放つと、5回には左翼席上部の看板を直撃する2ラン。2打席連発でリーグトップタイの9号だ。「スゴイネ。大量得点を取れて楽しかった」。何度も「すしポーズ」を繰り出し、一塁ベンチを盛り上げた。

 4月に12年ぶりの10連敗を味わったが、チームとしての“らしさ”を見失うことはなかった。この間、緊急ミーティングは一切なし。打率1割台に沈んでいたレアードですら、栗山監督に「ガンバッテ!」と話しかけるなど、明るさもあった。指揮官も「この経験はチームが進むための力になる」と言い続けた。その言葉通り、チーム状況が好転した5月はこれで7勝2敗だ。

 4回の西川の2ランを含め、13安打15得点の爆勝で連勝を飾った。栗山監督は「監督という立場なので明日が怖くてしょうがない。どうやっていい形にしていくかしか考えていない」と気を引き締めたが、歴史的1勝が、昨季の覇者に勢いをもたらしたことは間違いない。(後藤 亮太)

最終更新:5/13(土) 7:57

スポーツ報知

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