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なでしこ次世代エース・田中陽子 東京五輪への“決意”を告白

東スポWeb 5/13(土) 11:03配信

【アスリート 美ューティー TALK】サッカーなでしこジャパンの“最終兵器”となれるか。強さと美しさを兼ね備えた女子選手に迫る連載「アスリート 美ューティー TALK」は今回、次世代エースとして期待が高まるMF田中陽子(23=ノジマステラ神奈川相模原)を直撃。サッカー界きっての美女MFは、代表復帰と最大目標に掲げる2020年東京五輪へ向けた胸中から、競技と業務の“二足のわらじ”生活やマイブームなどピッチ外の素顔まで激白した。

 ――今季1部に昇格したチームの戦いぶりは

 田中:(なでしこリーグ)初戦で負けたけど、そこから立て直せた。チームごとに戦い方が全然違うし、対応力が身につけば今より結果が出る手応えはある。

 ――今季の目標は

 田中:5点は取りたい。アシストやその前のプレーとか、チームの総得点の半分くらいには関わることができればと思う。チームとしては優勝を目指す。課題は失敗を恐れずにミドルシュートをどんどん打って、足を振っていきたい。 

 ――最近注目している選手はいるか

 田中:(スペイン代表MFアンドレス)イニエスタ(32=バルセロナ)やMFイスコ(25=レアル・マドリード)、(MFダビド)シルバ(31=マンチェスター・シティー)とか。小さくても駆け引き、体の使い方、ボールの持ち方がうまい。そういう選手を見て参考にしている。

 ――なでしこジャパンは昨年4月に高倉麻子監督(49)が就任。復帰への意欲は

 田中:2020年の五輪は日本でやるので、そこで活躍したい。目標? メダルは取りたい。個人的にはその中で出場してMVPになるくらいの活躍をしたい。

 ――代表復帰へ今後の強化ポイントは

 田中:シュートやセットプレーで存在感を見せたい。男子はいろんな種類のキックができるけど、女子はあまりできない。そういうところで一番になりたい。キックの種類? バリエーションを増やしていく。シュートのブレ球はできているので、曲げて落とすとか、クロスを蹴るときにGKから離れて味方に届く速い良いボールが蹴れれば…。

 ――なでしこジャパンでは下の世代からの抜てきが続く

 田中:日本全体で考えたらすごくいいこと。個人で考えたらあんまり関係ない。その時に出られて良いプレーができるかが大事なので。

 ――12年のU―20女子W杯3位の“ヤングなでしこ”世代がA代表でも台頭している

 田中:その年代は技術も大事だけど、いろいろ経験してきて気持ちの部分が試合の結果に出る。ただ意識はあまり強くない。本当に個人なので。世代で引っ張るとかは考えないし、個人でレベルアップして結果的に引っ張っていければと。

 ――所属で業務との両立は大変だと思うが、現状は

 田中:以前は人事部だったけど、4月からノジマステラのフロントスタッフとして営業の仕事に異動した。女子サッカーの普及活動もしている。午前に勤務して午後が練習という生活。日曜に試合でも土曜まで勤務することもある。

 ――多忙な中で休日の過ごし方は

 田中:温泉に行ったり、あとは“ご飯のお供”を探したり。最近はサーモンの塩辛とか教えてもらって…。イクラも入っておいしいのでハマっている。

 ――ゲン担ぎなどマイブームはどうか

 田中:最近、竹踏みを試合前にやる。体の調子を整える効果があるので。あとは髪の毛を結ぶタイミング。毎回同じタイミングでミーティングの後にやっている。

 ――ハリルジャパンでブレークしたFW久保裕也(23=ヘント)は同郷の同級生だ

 田中:小学校のころに練習試合をしたことはある。友達の友達という感じかな。ユース年代で活躍してすぐ海外に行って、すごく点を取っている。同世代で地元も一緒なので刺激も受けるし応援もしている。

 ――自身が描く今後のサッカー人生プランは

 田中:理想は(19年フランス)W杯前くらいに代表に入って出場し、次の年の(東京)五輪にレギュラーとして出るというのが理想でしょう。

☆たなか・ようこ=1993年7月30日生まれ。山口県出身。地元のFCレオーネでサッカーを始め、2006年にJFAアカデミー福島に1期生として入学。12年にはINAC神戸に入団し、15年にノジマステラ神奈川相模原に移籍した。各年代別代表で活躍し、12年にU―20女子W杯で3位となり、13年になでしこジャパン初選出。同3月のアルガルベカップのノルウェー戦でデビューした。157センチ、47キロ。

最終更新:5/13(土) 11:03

東スポWeb