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家康公の時計「国宝に」 久能山東照宮・落合宮司、文化庁に要望

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/13(土) 7:55配信

 久能山東照宮(静岡市駿河区)の落合偉洲宮司らが12日、文化庁に宮田亮平長官を訪ね、東照宮所蔵の重要文化財「家康公の時計」を国宝に指定するよう要望した。指定に向け、徳川家康公顕彰400年記念事業の成果をまとめた冊子を、宮田長官に手渡した。

 指定を巡っては、文化庁が2014年、(1)西洋時計の研究促進のための支援(2)資料展やシンポジウムの開催など研究が深まるきっかけづくり-などを東照宮側に求めていた。落合宮司は、これを受けて作成した冊子を宮田長官に提出し、内容を説明するなどした。

 面会後、取材に応じた落合宮司によると、宮田長官からは時計の価値をゆるぎないものとする一層の環境づくりを求められたという。落合宮司は「(長官から)貴重なものだという認識はいただいた。洋時計が日本文化に与えた影響を文献上、明確にできるよう継続して努力したい」と述べた。

 家康公の時計は約400年前、千葉沖で海難事故に遭ったスペイン船の乗組員を助けたお礼として、同国国王が家康に贈った洋時計。

 要望には自民党の塩谷立氏(衆院静岡8区)が同行した。

静岡新聞社

最終更新:5/13(土) 7:55

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS