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森・川・海の魚、つながり知って! 魚津水族館にパネル

5/13(土) 11:01配信

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 魚津水族館(魚津市三ケ)は12日、同市を主会場に第68回全国植樹祭が28日に開かれるのを記念し、豊かな森と川や海の魚との関係を解説するパネルを館内に設置した。図解部分の原画は全て飼育員が手描きし、細部にまでこだわったブリやホタルイカなどの生物は生き生きとしている。8月末まで。

 パネルは縦90センチ、幅2メートル40センチあり、山で枯れ葉などを微生物が分解して養分をつくるところから始まる食物連鎖を、北アルプスの渓流から富山湾までを舞台に紹介。森の恵みが川を通じて海に運ばれ、生き物を育んでいることを分かりやすく解説している。

 シラエビ(シロエビ)やベニズワイガニ、イワナといった16種の生物から、富山の地形、渓流まで計18枚の原画は、幼い頃から絵を描くのが好きだった渡辺隆司飼育員(25)が担当した。

 大型連休中に日常業務をこなしながら取り組み、「鉛筆と24色の色鉛筆を使い、約1週間、計31時間かかった」という力作。「原画はA3判などの紙だったが、拡大されることを考えて描いた。パネルを見ると達成感がある」と笑顔で話す。

 展示を担当する不破光大学芸員(38)は「豊かな森は豊かな海につながることを感じてもらいたい。描かれている生物の中には実際に展示している魚もいるので、そちらも見てほしい」と話した。