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学校記念誌切り取り 県内相次ぐ 新たに静岡、伊豆の国で被害

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/13(土) 7:48配信

 清水町をはじめ東海、北陸地方の図書館を中心に学校記念誌の切り取り被害が相次いでいる問題で、静岡市と伊豆の国市で12日、新たに同様の被害が明らかになった。県内での被害発覚は2市1町で11冊に拡大し、県警に被害届提出を検討する自治体も出てきた。

 静岡市は12日、市立中央、市立御幸町の2図書館(ともに葵区)で、学校記念誌9冊に掲載されている写真の一部が、刃物のようなもので切り取られる被害が確認されたと発表した。いずれも被害時期は不明という。

 静岡市によると、学校記念誌は市内の小中学校、高校から寄贈を受けた書籍で、自由に閲覧可能な書棚に所蔵されていた。写真の切り取り被害は中央図書館で8冊に計30カ所、御幸町図書館で1冊に計8カ所。学校行事や授業風景、部活動の様子などを映した写真が狙われていた。

 伊豆の国市立中央図書館では、小学校の記念誌1冊に切り取り被害があるのを職員が12日に発見した。集合写真が掲載されたページの一部が切り取られていたという。住所や氏名などの個人情報の記載はない。貸し出し不可の冊子のため、何者かが館内で切り抜いたとみられる。

 静岡市は清水町立図書館で学校記念誌1冊の被害が見つかったのを受け、市立の全12図書館を調べていた。中央図書館の堀川仁館長は「ほんの一部の心ない利用者の行為。非常に残念で、憤りを感じる」と話した。同館は所蔵する学校記念誌150冊を地下の閉架書庫に移し、申請があった場合に閲覧可能とする。静岡中央署に相談し、被害届提出も検討する方針を示した。

静岡新聞社

最終更新:5/13(土) 7:48

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS