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祇園祭、ネットで資金集め=「参加したい」思い形に―京都

時事通信 5/13(土) 4:54配信

 京都・祇園祭の運営資金を募る「クラウドファンディング」が好調だ。

 祭りを運営する祇園祭山鉾(やまほこ)連合会が、見物客の事故防止のための警備費などに充てる目的で募集を開始。12日までの4日間で目標を大幅に上回る1000万円以上が集まった。

 連合会によると、山鉾巡行期間中の警備費や事故に備えた保険料は、山や鉾を出す町が負担している。総額は年間約4000万円に達し、資金繰りが厳しくなっている町もあるという。京都市内の金融機関から、インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングを紹介された連合会は、幅広い人に支援してほしいとの思いに合致すると判断し、実行に移した。

 目標額を300万円として、一口3000~10万円で8日から受け付けを開始。一日で目標を達成し、12日には1000万円を超えた。岸本吉博・同連合会理事長(68)は「本当にありがたく、あまりの反響に驚いている」と話す。

 募集サイトには「祇園祭に参加でき、うれしい」という趣旨の書き込みが目立つという。岸本理事長は「祭りを応援できればと考えていた人が潜在的にたくさんいて、その手段を提供できたのかもしれない」と話している。

 サイトを運営するサイバーエージェント・クラウドファンディング取締役の坊垣佳奈さんは、「祇園祭の現状を赤裸々にサイトで説明したことで、納得して支援する気持ちになれたのでは。支援することで、主体的に参加できる、皆の力で作り上げると感じてもらえたのだと思う」と分析している。 

最終更新:5/13(土) 9:14

時事通信