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〔NY外為〕円、113円台前半(12日)

時事通信 5/13(土) 6:30配信

 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク外国為替市場では、さえない米経済指標や米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=113円台前半に上伸した。午後5時現在は113円31~41銭と、前日同時刻(113円81~91銭)比50銭の円高・ドル安。
 米労働省が朝方発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と市場予想と一致したが、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.1%上昇で予想を下回った。また、前年同月比ではコア指数が1.9%上昇と米連邦準備制度理事会(FRB)が掲げるインフレ目標の2%を割り込み、2015年10月以来の低水準となった。さらに、米商務省が同時刻に公表した4月の小売売上高も季節調整後で前月比0.4%増にとどまり、市場予想の0.6%増を下回る弱い内容だった。
 今週に入り発表された堅調なインフレ関連指標を手掛かりに強まっていた利上げペース加速観測が若干後退したもようで、この2つの指標発表をきっかけにドル売りが活発化。米長期金利の低下もドル売り圧力に拍車を掛け、円相場は一時113円20銭まで上昇した。
 ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.0929~0939ドル(前日午後5時は1.0856~0866ドル)、対円では同123円85~95銭(同123円60~70銭)。

最終更新:5/13(土) 9:26

時事通信