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日本ハム、67年ぶり7発大勝!古巣本拠地“凱旋”大田が初2発で口火

サンケイスポーツ 5/13(土) 7:00配信

 (パ・リーグ、日本ハム15-1ロッテ、7回戦、日本ハム5勝2敗、12日、東京D)日本ハムは12日、ロッテ7回戦(東京ドーム)で15-1の大勝。昨年11月に巨人からトレードで加入した大田泰示外野手(26)がプロ初の1試合2本塁打、ブランドン・レアード内野手(29)も2本塁打を放つなど、9イニング試合では東急時代の1950年以来、チーム67年ぶりとなる7本塁打でロッテを粉砕。球団タイ記録の大爆発となった。

 この風景や歓声が懐かしい。半年ぶりに東京ドームに凱旋(がいせん)した大田が、ひと振りで日本ハムファンを魅了した。二回一死、涌井の直球をフルスイング。打球は左中間席に飛び込む10試合ぶりの2号ソロとなった。

 「いろいろと心境はあるのですが、こうやってファイターズの一員としてホームランを打てたことがうれしい。ホームランは最高です!!」

 お立ち台では、感謝の思いで胸がいっぱいになった。五回には右中間席に3号2ラン。昨季までの8シーズンで放った9本塁打のうち、3本をマークした東京ドームで、自身初の1試合2発。かつての本拠地の客席から「タイシ・コール」が巻き起こった。

 昨年11月、巨人からトレードを通告された。巨人では結果を求めるあまり、打撃フォームが小さくなり、打率を稼ぐためにノーステップ打法を試したこともある。コーチやOBにアドバイスされるまま、毎年のように打ち方が変わった。だが、今は違う。迷いが消え、持ち味のフルスイングができるようになった。

 「ここは自由。帰るのも練習するのも。でも西川も近藤も若い選手も残って練習している。自分も考えてやらないと」

 今季のバットはグリップが細く、先端に重心がかかったDeNA・筒香モデル。米アリゾナキャンプ中は大リーグの強打者、ロンゴリア(レイズ)、ブライアント(カブス)らの本塁打の動画集を「ユーチューブ」で何度も見返した。長距離砲としてのプライドが蘇りつつある。

 大田、レアードが2発、近藤、西川、中田が1発の計7発。9イニング試合での1試合7本塁打は東急時代の1950年5月31日の毎日戦以来、67年ぶりの球団タイ記録となった。大田の才能を信じる栗山監督は「東京ドームでやっていた思いもあるだろう。本当に泰示にとってよかった。苦しんだだろうし…」と感極まった。未完の大器が、新天地で大きな一歩を踏み出した。

最終更新:5/13(土) 9:12

サンケイスポーツ

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