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阪神が夏場対策で広島の知恵拝借

5/13(土) 14:15配信

東スポWeb

 首位・阪神が12日のDeNA戦(横浜)を4―1で制し、2位・広島とのゲーム差を「2」に広げた。10日の巨人戦で連勝が6で止まったが、それを引きずらず、中谷、福留、鳥谷の一発攻勢で今季最多タイの貯金9に戻した。若手とベテランがかみ合い、好調の阪神に抜かりはない。12年ぶりのV奪回に向けて昨年王者・広島が実践した「夏場対策」をちゃっかり“拝借”しようとしているのだ。

 好調・虎の勢いは止まらない。調子の良さを買われ「5番・一塁」で先発出場した7年目の中谷が6回に勝ち越しの4号ソロを放ち、8回には福留の5号ソロ、そして前主将の鳥谷にも開幕33試合目で待望の今季1号が飛び出すなど猛虎打線が爆発。「練習から準備していることが結果につながっている」(中谷)、「ホームラン打者じゃないので(出ないことは)気にしていないが、1点入ってよかった」(鳥谷)と喜んだナインの姿に、金本監督は「連勝が止まった後はこっちも敏感になるといったらおかしいが、注意すべきところ。そこで勝ててよかった」と笑顔で振り返った。

 今のところ、向かうところ敵なしといった感じの阪神だが、実は今後の夏場対策も周到。“転ばぬ先のツエ”とばかり、導入が検討されているのが広島の“避暑特訓”だ。

「広島はウチと同じ屋外球場を本拠地にしていながら、去年の夏も勝ちまくっていた。どんな対策をしていたのかと広島のトレーナーに聞いてみたら『体を消耗させないために極力練習を室内でやる』ということだった。練習中や空き時間も日なたにいる時間を短くする。ウチも夏場のコンディション管理は徹底しているが、練習量が多いので気温が上がるこれからの時期は注意しないといけない。だから、夏場の試合前練習はなるべくフリー打撃も涼しい室内練習場中心にする。日陰でやることで体力の消耗を抑えることができるから」(ある球団スタッフ)

 昨年も6月上旬までチームは貯金生活だったが、その後、息切れを起こして失速。同じ轍を踏まないためにトレーナー陣が情報収集し、得たのが昨季25年ぶりのリーグ制覇を果たした広島の「夏場対策」なのだ。

 ナインの間にも「夏の戦いが大事になる。他チームにはケガ人がいるところもあって、今勝っているからといって気は抜けない」(ある主力選手)との見方がもっぱら。広島の知恵を“拝借”して今年こそは鬼門を突破するつもりだ。

最終更新:5/13(土) 14:15
東スポWeb

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