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遠州トラック、運転手負担減 輸送の中継拠点 静岡県内新設

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/13(土) 8:07配信

 遠州トラックの沢田邦彦社長は12日、長距離輸送の中継点となる施設を2018年度にも県内に新設し、「中継輸送」に取り組む方針を明らかにした。同日公表した20年3月期まで3カ年の新中期経営計画に盛り込んだ。

 中継輸送は、一つの行程を複数のトラックで担当する方法。中継施設で積み荷を載せ替える。1台当たりの走行距離を短くし、ドライバーの負担を軽減する。沢田社長は「静岡県は東京と大阪のちょうど中間。中継施設と物流センターの併設を考えている」と説明した。他社トラックも利用する施設とする。

 計画にはこのほか、ネット通販物流を拡充することなども盛り込んだ。3年間で65億円を投資し、最終年度の目標売上高を310億円(17年3月期比34・4%増)に設定した。



 ■中国の統括子会社解散決定 海外事業 完全撤退へ

 遠州トラックは12日の取締役会で、中国事業を統括する全額出資の連結子会社「中国遠州コーポレーション」(袋井市)の解散を決めた。8月30日に清算を終える予定で、海外物流事業から完全撤退する。遠州トラックは中国に合弁の子会社を複数展開し、2004年には中国遠州コーポレーションを設立した。しかし、競争の激化などで業績が悪化したことから事業を縮小し、17年3月期までに全ての現地法人の清算を完了していた。

 清算に伴い、18年3月期連結業績予想に将来の税金還付を見込んだ「繰り延べ税金資産」2億1200万円を計上した。

静岡新聞社

最終更新:5/13(土) 8:49

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS