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阪神・メッセ、我慢の投球で無傷5連勝!9被安打も7回1失点

サンケイスポーツ 5/13(土) 7:00配信

 (セ・リーグ、DeNA1-4阪神、5回戦、阪神4勝1敗、12日、横浜)頼もしい仲間たちをベンチ前で待った。勝利のハイタッチ。白星をプレゼントしてくれたチームメートを、メッセンジャーは満面の笑みで出迎えた。先発して7回を1失点。9安打を浴びながらも粘りの投球で、今季無傷の5勝目だ。

 「前半はちょっと我慢我慢の投球で点を取ってもらったあとに追いつかれてしまったけど、バックのみんなが点を取ってくれて、感謝したいよ」

 野手の援護に頭を下げた。1点の援護点をもらった直後の四回。二死二塁とピンチを迎えると、宮崎の右中間適時二塁打で同点に。勝ち越しは許さなかったが、三者凡退は三回の1度だけ。何度も得点圏に走者を背負う苦しい展開だったが、要所は締めた。

 中谷の勝ち越し弾に助けられ、ハーラートップの5勝目。2013年以来となる自己最長の開幕から5連勝をマークだ。3、4月は5戦4勝無敗、防御率1・95で自身2度目の月間MVPも獲得。5月も2戦1勝無敗。1964年にバッキーが記録した球団の開幕からの連勝記録の「9」に迫る勢いだ。

 香田投手コーチが「大ベテランですから」と信頼を寄せる右腕。来日8年目で、いまでは兄貴分的な存在だ。前日11日には、初めて横浜スタジアムを訪れ、ロッカールームで荷物の置き場所を探していた新外国人のキャンベルを「そこはいつもマテオが使っているロッカーだよ。こっちに置いた方がいい」と誘導。ちょっとした気配りを見せ、この日も球団広報からヒーローインタビューの打診を受けた際、「ヒーローはホームランを打った中谷だよ」と譲った。味方野手や周囲を気遣える男・メッセに、打線が奮起しないわけがない。

 「毎試合、できるだけ守りの時間は短くなるように、と投げているよ」

 一度は止まりかけたチームの流れが、無敗男の右腕によって再び動き出した。負ける気配はまったくない。12年ぶりのリーグ優勝まで、引っ張り続ける。

最終更新:5/13(土) 9:56

サンケイスポーツ

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