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5大銀、純利益2.5兆円超=マイナス金利で3年連続減―17年3月期

時事通信 5/13(土) 8:04配信

 三菱UFJフィナンシャル・グループなど5大銀行グループの2017年3月期決算は、連結純利益の合計額が2兆5000億円超(前期は2兆6197億円)となることが12日、明らかになった。減益は3年連続。今回は日銀が16年2月にマイナス金利政策を導入して以降、1年を通じて影響が反映される初の決算で、貸出金利が低下し、融資の収益性が悪化したことが響いた。

 5大銀の決算は15日に出そろう。預金と貸し出しの金利差である「利ざや」の縮小が加速したほか、東芝の経営悪化に伴い、倒産に備えた貸倒引当金の増額を迫られたことも打撃になった。金融市場の混乱で、投資信託や保険商品の販売も伸び悩んだもようだ。

 三井住友フィナンシャルグループの純利益は7100億円弱と、5大銀で唯一、前期(6466億円)を上回る。前期にインドネシア事業で減損処理を行った反動が出る。

 三菱UFJは9200億円前後と、当初予想の8500億円を上回るが、前期(9514億円)比では減益。傘下の消費者金融大手アコムが、過払い利息の返還に備えた引当金を積み増したことなどが影響した。みずほフィナンシャルグループは6000億円台前半にとどまり、前期実績の6709億円を下回る。

 りそなホールディングスは12日、連結純利益が前期比12.2%減の1614億円になったと発表。三井住友トラスト・ホールディングスは1210億円と3割近い減益になる。 

最終更新:5/13(土) 11:26

時事通信