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17連勝藤井四段の活躍で在庫切れ “天才を育てた玩具”空前の売れ行き

5/13(土) 16:45配信

東スポWeb

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が12日、大阪市の関西将棋会館で行われた第67期王将戦一次予選3回戦で西川和宏六段(31)を破り、自身が持つデビュー以来の公式戦連勝記録を「17」に伸ばした。

 将棋ファンのみならず、お茶の間に藤井四段の名は広まっている。世間の興味は話題の天才がどのように育ったか? 関連して、あるおもちゃが空前絶後の売れ行きを見せている。

 東京・府中市の木のおもちゃ専門店「こどもの木」の杉浦利夫店長(54)は「1月にNHK『クローズアップ現代』が藤井さんを特集したことで、全国から問い合わせが殺到。この半年だけで10年間で売った数を超えた」と話す。

 番組で紹介されたのは藤井四段が3歳のころに遊んでいた「クボロ」だ。木のパーツをつなぎ、ビー玉の通り道を作るスイスのオモチャで推理・空間認識能力を高める。3万2000円と高額ながらも日本中の店頭から在庫が消えた。藤井四段が実際に遊んでいたクボロの「スタンダード」ばかりか、関連のシリーズ商品まで軒並み入荷時期は未定である。

 勢いは“ロイヤルファミリー超え”のすさまじさだ。天皇家の愛子さまや悠仁さまが幼少時に遊んでいた手押し車などの売れ行きを「余裕でしのぐ。20年以上商売をしていてとにかく一番」(杉浦店長)だ。

「まだ生まれていない孫や子供のために予約する人も多い。『プロになれる』『頭が良くなる』と結果を出したので飛びついたのだろう」(同)。その影響で偽物も出現しているという。

 連勝で注文は加速度的に増加の一途をたどっている。日本の公式総代理店「ニキティキ」広報は「1セット5キロもあるので通常は船便ですが、例を見ない人気のため空輸対応中です。生産を急ピッチで進めているが、これから予約された方に年内にお届けできるかどうか…」とうれしい悲鳴をあげる。

 杉浦店長は「木のおもちゃは全く食えない商売。業界から感謝状をあげてもいいと思う」と話す。藤井四段の次の対局は18日に加古川青流戦で竹内雄悟四段(29)が相手。連勝記録が伸びれば伸びるほどクボロの入手は困難となりそうだ。

最終更新:5/13(土) 16:45
東スポWeb